特許
J-GLOBAL ID:200903091199400461
熱蛍光線量計の測定方法及びその測定装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
岩橋 文雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-003782
公開番号(公開出願番号):特開2000-206248
出願日: 1999年01月11日
公開日(公表日): 2000年07月28日
要約:
【要約】【課題】 TLD蛍光材料であるLiF(Mg,Cu,P)は生体等価でかつ感度が非生体等価材料と同程度に高いという特徴を持っているが、その加熱・アニール方法が非常に厳密であり一般的に使用するのは困難であった。測定温度の上限は240度Cであり、測定後240度C10分間のアニールをしないと安定して使用できない。【解決手段】 TLバッジの測定に使用しているTLBリーダではランプ加熱により蛍光材料に3回のパルス加熱を行っている。1回のパルスの加熱時間30msec-100msecであり、これらの加熱により素子は約320後Cまで加熱される。この状態では素子の感度は下がった状態であるが、この後約1秒〜2秒の冷却時間をおき、初期のランプ電圧より約1V低い電圧で30msec-100msecのパルス状の加熱を1-3回実施する。
請求項(抜粋):
放射線により被ばくした熱蛍光線量計に第1のパルス状の加熱を行う予備加熱のステップと、この予備加熱された熱蛍光線量計に第2のパルス状の加熱を行い、前記熱蛍光線量計が発した蛍光を測定するステップと、この蛍光を測定された熱蛍光線量計に第3のパルス状の加熱を行い前記熱蛍光線量計の残線量を消去するステップと、この残線量を消去された熱蛍光線量計を冷却するステップと、この冷却された熱蛍光線量計に第4のパルス状の加熱を行うステップからなる熱蛍光線量計の測定方法。
IPC (2件):
FI (3件):
G01T 1/115 D
, G01T 1/115 C
, G01T 1/11 A
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