特許
J-GLOBAL ID:200903091204800279

液剤塗布器

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-202935
公開番号(公開出願番号):特開平10-028921
出願日: 1996年07月12日
公開日(公表日): 1998年02月03日
要約:
【要約】【課題】 バルブ機構付きの液剤塗布器として、液剤が出にくくなった際に、簡単な空気圧入操作により、液剤収容部の内圧を上昇させて良好な塗布性を確保でき、構造的に簡素で安価に製作可能なものを提供する。【解決手段】 本体1のシリンダ室20と液剤収容部10との隔壁13に設けた通気孔13aが逆止弁3にて封止され、シリンダ室20内のピストン6は、径大の基部6a、Oリング7を嵌装した径小の中間部6b、外周に抜止め用突部60を有するヘッド部6cからなり、シリンダ室20外へ突出した押圧部18を一体化し、ばね部材9にて突出方向へ付勢され、Oリング7は、内径が中間部6bの外径よりも大きく、シリンダ室20の内周面に密接する外径を有し、基部6aと中間部6bとの境界が環状段部15をなし、シリンダ室20の外方側の空間20bが外部へ連通し、ヘッド部6cには内奥側の空間20aをOリング7と中間部6bとの間隙位置に連通させる通気路14aを有する。
請求項(抜粋):
液剤収容部をなす本体の一端側に塗布口を有し、該塗布口を開閉する弁体がばね力で付勢されて一部を外方突出した液剤塗布器において、前記本体の他端側にシリンダ室が形成され、該シリンダ室と前記液剤収容部との隔壁に設けた通気孔が液剤収容部側から逆止弁にて封止されると共に、該シリンダ室内にピストンが挿嵌され、前記ピストンは、シリンダ室内周面との間に間隙を構成する径大の基部と、Oリングをピストン軸方向に移動自在に嵌装した径小の中間部と、外周に前記Oリングに対する抜止め用突部を有して前記隔壁に対向するヘッド部とからなり、シリンダ室外へ突出した押圧部を一体化すると共に、ばね部材によって該押圧部の突出方向へ付勢され、前記Oリングは、内径がピストンの中間部の外径よりも大きく、且つシリンダ室の内周面に密接する外径を有し、前記ピストンの基部と中間部との境界が前記Oリングの側面に対向する環状段部を形成し、前記シリンダ室のピストンよりも外方側の空間が外部へ連通すると共に、前記ヘッド部にはピストンよりも内奥側の空間を前記Oリングとピストンの中間部との間隙位置に連通させる通気路が設けられてなる液剤塗布器。
IPC (3件):
B05C 17/00 ,  B43K 8/00 ,  B43L 19/00
FI (3件):
B05C 17/00 ,  B43K 8/00 ,  B43L 19/00 G
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭48-098413
  • 特開昭48-098413

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