特許
J-GLOBAL ID:200903091205414291

画像符号化処理方法および画像復号化処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 茂明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-146715
公開番号(公開出願番号):特開平5-316371
出願日: 1992年05月11日
公開日(公表日): 1993年11月26日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 画像データの量を少なく押さえながら、必要な対象物画像のにじみ等の劣化を防止する画像符号化処理方法と画像復号化処理方法を提供する。【構成】 原画像の画像データを画素ブロック分割部2で複数の画素ブロックに分割し、これらの画素ブロックを与えられた輪郭データに基づき画素ブロック判別部5によって輪郭ブロック群、対象物ブロック群及び非対象物ブロック群に分類し、さらに疑似非対象物ブロック作成部11で輪郭ブロック群の対象物領域の画像データを所定の非対象物領域の画像データに置き換えた疑似非対象物ブロック群を形成する。前二者の画素ブロック群の画像データについて第1、第2の圧縮部6、7によってそれぞれ低圧縮率で圧縮し、後二者のブロック群については第3、第4の圧縮部8、9によって高圧縮率で圧縮する。画像復元時に疑似非対象物ブロックによって輪郭ブロックの画像データを修正し、各ブロック群を合成し画像を復元する。
請求項(抜粋):
画像データを圧縮するために前記画像データを符号化する方法であって、(a) 画像について所定の対象物の輪郭を設定して輪郭データを形成する工程と、(b) 前記画像データを複数の画素ブロックに分割する工程と、(c) 前記輪郭データに基づき、前記画素ブロックを、前記輪郭データを含む輪郭ブロック群と、前記輪郭データを含まず、かつ前記対象物画像を含む対象物ブロック群と、全ての画素ブロックから前記輪郭ブロック群と前記対象物ブロック群を除いた非対象物ブロック群と、に分類する工程と、(d) 前記対象物ブロック群に属する画素ブロックについては比較的低い圧縮率の第1符号化処理を、前記非対象物ブロック群に属する画素ブロックについては比較的高い圧縮率の第2符号化処理を、前記輪郭ブロック群に属する画素ブロックについては比較的低い圧縮率の第3符号化処理および比較的高い圧縮率の第4符号化処理を、それぞれ行うことにより前記複数の画素ブロックそれぞれについて符号化され画素データを得る工程と、を備えることを特徴とする画像符号化処理方法。
IPC (3件):
H04N 1/415 ,  G06F 15/66 330 ,  H04N 1/413

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