特許
J-GLOBAL ID:200903091212494390
歪補償増幅装置
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
大塚 学
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-087205
公開番号(公開出願番号):特開平10-270951
出願日: 1997年03月24日
公開日(公表日): 1998年10月09日
要約:
【要約】【課題】移動通信システムの基地局及び中継装置に用いられ、多周波信号を共通増幅するフィードフォワード形の歪補償増幅装置のベクトル調整器2と7の制御時間を短縮し、セットによるばらつきをなくす。【解決手段】方向性結合器1と4の間の歪検出ループのベクトル調整器2の振幅と位相を一定量変化させてループ出力の検波レベル変化量を比較し、その大きい方から順に変化させて最適化を行い、歪除去ループのベクトル調整器7に対しても同様にして検出パイロットレベル変化量を比較し、その大きい方から順に制御して最適化を行うように構成した。
請求項(抜粋):
多周波入力信号を主増幅器で増幅する際に発生する相互変調歪を補償するため、入力信号を第1のベクトル調整器を介して前記主増幅器で増幅した信号と前記入力信号を第1の遅延線を介した逆相信号とにより歪成分を検出する歪検出ループと、前記歪成分を第2のベクトル調整器を介して補助増幅器によってレベルを合わせた逆相信号と前記主増幅器で増幅した信号を第2の遅延線を介した信号とにより歪成分を相殺して出力する歪除去ループと、前記歪検出ループから抽出した多周波入力信号の検波レベルおよび前記歪検出ループに注入し前記歪除去ループから抽出したパイロット信号の検出レベルがそれぞれ最小になるように、前記第1のベクトル調整器および前記第2のベクトル調整器の減衰量と位相量を調整する制御回路とから構成された歪補償増幅装置において、前記制御回路は、まず、前記歪検出ループの第1のベクトル調整器の振幅と位相をそれぞれ一定量変化させて検出した検波レベルの変化量を比較し該変化量の大きい方から順に変化させて最適化を行い、次に、前記歪除去ループの第2のベクトル調整器の振幅と位相をそれぞれ一定量変化させて検出したパイロットレベルの変化量を比較し該変化量の大きい方から順に変化させて最適化を行うようにしたことを特徴とする歪補償増幅装置。
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