特許
J-GLOBAL ID:200903091230564427

ヒートポンプを用いた温水生成装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後呂 和男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-270295
公開番号(公開出願番号):特開平10-115458
出願日: 1996年10月11日
公開日(公表日): 1998年05月06日
要約:
【要約】【課題】 ヒートポンプの性能を発揮させるべく圧縮機を短時間で暖める。【解決手段】 圧縮機24の高圧側と低圧側との間が、容量調整弁52を介設したバイパス管51で接続される。圧縮機24には温度検知用のサーモスタット62が設けられ、冷媒配管には液冷媒の流通を停止する冷媒電磁弁60が設けられる。初期給湯が終了したら、冷媒電磁弁60を閉弁して液冷媒の流通を停止する一方、圧縮機24は継続して運転する。これにより、高圧側の冷媒ガスが容量調整弁52を開弁しつつバイパス管51を通って低圧側に循環供給されるショートサーキット運転がなされる。この間、圧縮機24で生成された熱エネルギが発散されることがないので、圧縮機24全体が短時間で昇温される。圧縮機24が昇温されたらショートサーキット運転は停止する。運転の立上りからヒートポンプ21本来の性能が十分に発揮され、良好に温水が生成される。
請求項(抜粋):
圧縮機、凝縮器、膨張弁及び蒸発器を配管接続して冷媒を封入することで冷凍サイクルを構成したヒートポンプを備え、このヒートポンプの蒸発器により排熱を回収しつつ、前記凝縮器により給水管に給送される原水を昇温して温水を生成するようにした温水生成装置において、前記ヒートポンプにおける圧縮機の高圧側と低圧側の間に、高圧側の冷媒ガスを低圧側にバイパス可能とするバイパス路を設けるとともに、配管内の冷媒が圧縮機の低圧側に流通することを停止する流通停止手段を設け、この流通停止手段により冷媒の正規の流通を阻止しつつ前記圧縮機を運転することにより、冷媒ガスをバイパス路を通して循環させるショートサーキット運転を可能としたことを特徴とするヒートポンプを用いた温水生成装置。
IPC (4件):
F24H 1/00 512 ,  F24H 1/00 511 ,  F25B 30/02 ,  A47L 15/42
FI (4件):
F24H 1/00 611 B ,  F25B 30/02 F ,  A47L 15/42 K ,  F24H 1/00 611 G
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭57-055332
  • 特開昭61-128063
  • 特開平1-155153
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