特許
J-GLOBAL ID:200903091233459250

円筒状ワークの軸孔誘導加熱方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-112670
公開番号(公開出願番号):特開平11-291128
出願日: 1998年04月07日
公開日(公表日): 1999年10月26日
要約:
【要約】【課題】軸孔部分のみを効率的に誘導加熱し得ると共に、加熱コイル自体を小型して取扱性を向上させかつ電磁障害を防止し得る円筒状ワークの軸孔誘導加熱方法及びその装置を提供する。【解決手段】中心に軸孔を有する円筒状ワークの軸孔部分を誘導加熱する軸孔誘導加熱装置であって、前記円筒状ワークの軸孔の内径より小さい外径の螺旋部と該螺旋部内を貫通する状態で設けられた直線部とからなる加熱コイルと、該加熱コイルに高周波電流を供給するトランジスタインバータと、前記加熱コイルを回転盤にセットされた円筒状ワークの軸孔に挿脱する加熱コイル移動手段と、前記加熱コイル移動手段を作動させて加熱コイルを円筒状ワークの軸孔に挿入すると共に、回転盤を回転させつつトランジスタインバータを作動させて軸孔部分を誘導加熱させる制御手段と、を具備することを特徴とする。
請求項(抜粋):
中心に軸孔を有する円筒状ワークの軸孔部分を誘導加熱する方法であって、円筒状ワークを回転盤にセットする工程と、螺旋部と該螺旋部内を貫通する直線部とからなる加熱コイルを円筒状ワークの軸孔に挿入する工程と、前記加熱コイルにトランジスタインバータから高周波電流を供給して軸孔部分を誘導加熱する工程と、加熱コイルによる軸孔部分の誘導加熱時に前記回転盤を回転させる工程と、を具備することを特徴とする円筒状ワークの軸孔誘導加熱方法。

前のページに戻る