特許
J-GLOBAL ID:200903091234557190

目標曲進判定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-241801
公開番号(公開出願番号):特開平9-090027
出願日: 1995年09月20日
公開日(公表日): 1997年04月04日
要約:
【要約】【目的】 レーダにより対空目標の追尾を行う際、観測雑音が増大している場合での追尾目標の曲進状態について精度良く判定することを目的としている。【構成】 追尾フィルタに入力される観測値及び前サンプリング時刻において算出された予測位置をもとに観測残差を算出し、各サンプリング時刻ごとの観測残差を積分することにより同一方向に現れる追尾遅れを容易に検出できるように構成される。【効果】 観測残差を積分することにより、レーダによる観測誤差が増大した場合でも、サンプリング時刻ごとにランダムに発生する観測誤差が打ち消され、同一方向に現れる追尾遅れのみが加算されるため精度良く目標曲進を判定することが期待できる。
請求項(抜粋):
対空目標の追尾を行うレーダ装置において、追尾目標に対してビームの送受信を行うアンテナ装置と、受信信号より目標の検出を行い距離、方位角情報、高角情報の極座標系での3次元観測値を算出する目標観測装置と、目標観測装置からの観測値の座標系を変換する座標変換装置と、平滑処理のためのαβフィルタゲインを算出するαβゲイン算出装置と、前回サンプリング時刻において算出した予測値及び前記観測値から観測残差を算出する観測残差算出装置と、前記観測残差と予測値及びαβフィルタゲインより平滑値を算出し、さらに次サンプリング時刻における予測値を算出するαβフィルタ装置と、前記観測残差をサンプリング間隔ごとに積分処理し、残差積分値を算出する残差積分装置と、残差積分値より曲進判定を行う積分値曲進判定装置と、上記積分値曲進判定結果を表示する曲進状態表示装置と、次サンプリング時刻におけるビームを照射を指示するビーム制御装置を具備したことを特徴とする目標曲進判定装置。
IPC (2件):
G01S 13/66 ,  G01S 7/292
FI (2件):
G01S 13/66 ,  G01S 7/292 B

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