特許
J-GLOBAL ID:200903091235936063

ポリウレタンおよびその成形物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 辻 良子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-193856
公開番号(公開出願番号):特開平8-041158
出願日: 1994年07月27日
公開日(公表日): 1996年02月13日
要約:
【要約】【構成】 1,9-ノナンジオール及び3-メチル-1,5-ペンタンジオールから主としてなるジオール成分とジカルボン酸成分をチタン系触媒の存在下に重縮合した後チタン系触媒を失活させて得た数平均分子量2200〜8000のポリエステルジオール、1,4-ブタンジオールと式;HO-(CH2)n-OH(式中nは5〜10の整数)の脂肪族ジオールからなる鎖伸長剤、並びに有機ジイソシアネートを、式;0.7≦c1/(c1+c2)≦0.98及び式;0.98≦b/(a+c1+c2)≦1.10[式中c1は1,4-ブタンジオールのモル数、c2は式(I)で表される脂肪族ジオールのモル数、aはポリエステルジオールのモル数、bは有機ジイソシアネートのモル数]を満足する割合でスズ系ウレタン化触媒の存在下に反応させて得られるポリウレタン、その製法並びに該ポリウレタンよりなる成形物。【効果】 本発明のポリウレタンは成形性に優れ、その成形物は耐熱性、耐熱強度、耐熱強度保持率、耐溶融摩耗性、耐寒性及び耐加水分解性の全ての性能に優れ、圧縮永久歪みが小さく、各種の製品に有効に使用できる。
請求項(抜粋):
ポリエステルジオール、有機ジイソシアネートおよび鎖伸長剤の反応により得られるポリウレタンであって、(i) 前記ポリエステルジオールが、ジカルボン酸成分と、1,9-ノナンジオールおよび3-メチル-1,5-ペンタンジオールから主としてなるジオール成分とを、チタン系重縮合触媒の存在下に重縮合した後、該チタン系重縮合触媒を失活させて得られた、数平均分子量2200〜8000のポリエステルジオールであり;(ii) 前記鎖伸長剤が、1,4-ブタンジオールおよび下記の一般式(I);【化1】HO-(CH2)n-OH (I)(式中、nは5〜10の整数を示す)で表される脂肪族ジオールからなっており;(iii) 前記ポリエステルジオール、有機ジイソシアネートおよび鎖伸長剤の割合が、下記の数式?@および?A;【数1】 0.70≦c1/(c1+c2)≦0.98 ?@【数2】 0.98≦b/(a+c1+c2)≦1.10 ?A[上記式?@および?A中、c1は1,4-ブタンジオールのモル数、c2は前記の一般式(I)で表される脂肪族ジオールのモル数、aはポリエステルジオールのモル数、bは有機ジイソシアネートのモル数を示す]を満足する割合であり;そして(iv) スズ系ウレタン化触媒を含有する;ことを特徴とするポリウレタン。
IPC (5件):
C08G 18/42 NDW ,  C08G 18/06 NDK ,  C08G 18/24 NFW ,  C08G 18/32 NDS ,  C08G 18/66 NEX
引用特許:
出願人引用 (2件)

前のページに戻る