特許

J-GLOBAL ID：200903091237870604

紙幣鑑別装置

発明者： 古石 喜郎
出願人/特許権者： 三菱電機株式会社
代理人 (1件)： 宮田 金雄 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-280771
公開番号（公開出願番号）：特開2000-113269
出願日： 1998年10月02日
公開日（公表日）： 2000年04月21日
要約：

【要約】【課題】 従来の紙幣鑑別装置は、読み取り制御装置内の紙幣鑑別手段が、複数のセンサからの信号及びイメージリーダからの画像信号から真偽の判別結果を導出するため,鑑別判断アルゴリズムが複雑になり,鑑別のために時間がかかる等の難点があった,【解決手段】 紙幣102の透かし模様102aが人工網膜センサカメラ1のレンズ11に相対向する位置にくるように搬送させる。光源111により透かし模様102aに背面より光を照射し、その透過光により人工網膜チップ12で透かし模様102aのエッジを検出し、知識処理回路13で、紙幣の真贋判別のための透かし画像の形状、面積、とその有無の情報を処理する。一方、鑑別に必要なデータは金種別画像データ蓄積回路22に保有する。この検出情報と金種別画像データ蓄積装置22のデータを比較し、これらが一致するか否かを判別し、紙幣102の真贋を鑑別する。つまり、人工網膜センサカメラ1を用いて紙幣鑑別を行うため、処理速度が向上する。

請求項（抜粋）：

紙幣と対向し、該紙幣の透かし模様を撮像して映像信号を出力する撮像処理回路、上記映像信号のエッジ検出を行って上記透かし模様のエッジ画像を出力する画像変換処理回路とを設けた人工網膜チップと、上記エッジ画像を解析して画像データを出力する知識処理回路と、上記画像データを照合して上記紙幣の真贋を判別する判別回路とを備えたことを特徴とする紙幣鑑別装置。

Fターム (8件)：

3E041AA02 ,  3E041AA03 ,  3E041BA13 ,  3E041BB02 ,  3E041CA01 ,  3E041CB04 ,  3E041EA01 ,  3E041EA07