特許
J-GLOBAL ID:200903091238240108
難燃廃棄物の処理方法
発明者:
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
須田 正義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-340286
公開番号(公開出願番号):特開平9-178896
出願日: 1995年12月27日
公開日(公表日): 1997年07月11日
要約:
【要約】【課題】 難燃廃棄物を素早く分解又は燃焼させることにより、処理プロセスを簡略化し、かつ処理後の廃棄物の発生量を低減する。分解した有機物が水にとけ込む恐れがなく廃液処理を容易にする。【解決手段】 放射性物質を含有する高分子有機化合物を含む難燃廃棄物13を水14を分散媒とするスラリー15に調製し、このスラリーを亜臨界状態又は超臨界状態にして難燃廃棄物13を軽質油21とその他の重質油分と固形分22とに加水分解する。分解した軽質油21を重質油分及び固形分22から分離して焼却する一方、残留する重質油分及び固形分22に酸素又は空気を加えて重質油分及び固形分を超臨界状態にして自己燃焼させる。自己燃焼した後の残渣を固液分離して放射性金属酸化物30と水31とを別々に得る。
請求項(抜粋):
放射性物質を含有する高分子有機化合物を含む難燃廃棄物(10,13)を水(14)を分散媒とするスラリー(15)に調製する工程と、前記スラリー(15)を亜臨界状態又は超臨界状態にして前記難燃廃棄物(10,13)を軽質油(21)とその他の重質油分と固形分(22)とに加水分解する分解工程と、前記分解工程で分解した軽質油(21)を前記重質油分及び固形分(22)から分離する工程と、前記分離した軽質油(21)を焼却する工程と、残留する前記重質油分及び固形分(22)に酸素又は空気を加えて前記重質油分及び固形分(22)を超臨界状態にして自己燃焼させる超臨界分解工程と、前記超臨界分解工程で燃焼した後の残渣を固液分離して放射性金属酸化物(30)と水(31)とを別々に得る工程とを含む難燃廃棄物の処理方法。
IPC (3件):
G21F 9/30 571
, G21F 9/30 ZAB
, G21F 9/30 561
FI (3件):
G21F 9/30 571 F
, G21F 9/30 ZAB
, G21F 9/30 561 Z
前のページに戻る