特許
J-GLOBAL ID:200903091244254862

プログラム起動方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-058633
公開番号(公開出願番号):特開平5-265767
出願日: 1992年03月17日
公開日(公表日): 1993年10月15日
要約:
【要約】【目的】情報処理装置内のプログラムを格納しているROMの一部に異常を生じても、所望のプログラムを支障なく実行することを可能とする。【構成】プログラムをROM2内の第1のプログラム格納領域11から第3のプログラム格納領域13までに3重に記憶させておく、予めROM2内に記憶させてある初期診断プログラムをCPU1により起動し(S1)、第1のプログラム格納領域11内の記憶状態をチェックし(S2)、正常であれば、第1のプログラム格納領域11内に格納されているプログラムを起動し実行する(S3)。同様にして、第2のプログラム格納領域12内の記憶状態をチェックし(S4)、正常であれば、該当する格納領域内のプログラムを起動し実行する(S5)。異常であれば、第3のプログラム格納領域13について同様なチェックを行い、正常なときは該当プログラムを実行し(S7)、異常であれば、所定のエラー処理を行う(S8)。
請求項(抜粋):
予め作成されたプログラムを格納するROMと、前記ROM内に格納されているプログラムに従って一連の情報処理を実行するCPUと前記CPUが前記処理を実行中に生成したデータを格納するRAMを有する情報処理装置で、前記プログラムを実行する前に前記ROM内の前記プログラムを格納している領域が正常であるか否かを診断する初期診断プログラムを予め定められた前記ROMの特定の領域へ格納しておき、また、前記ROMの前記特定領域を除いた他の領域内で第1から第Nまでの複数個のプログラム格納領域を設け、前記N個の領域にそれぞれ前記予め作成した同一のプログラムを多重に格納しておき、前記ROM内に格納されている前記プログラムを起動する直前に前記初期診断プログラムを起動して前記複数個のプログラム格納領域について予め定められた順序で個別にその記憶状態をチェックし最初に調べたプログラム格納領域が正常であれば、その正常であるプログラム格納領域内に格納されているプログラムを前記CPUにより起動し実行し、前記プログラム格納領域が正常でなければ次位のプログラム格納領域内の記憶状態をチェックし、正常であればそのプログラム格納領域に格納されているプログラムを起動実行し、以下同様にしてすべての前記プログラム格納領域が正常でなかったときは、所定のエラー処理を行うことを特徴とするプログラム起動方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-040048
  • 特開昭61-042075

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