特許
J-GLOBAL ID:200903091251052450

インクジェット記録ヘッドの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-338745
公開番号(公開出願番号):特開平6-183012
出願日: 1992年12月18日
公開日(公表日): 1994年07月05日
要約:
【要約】【目的】 切断時のかえり部を除去することで記録品位を向上させる。【構成】 複数個のインクジェット記録ヘッド1は、各インクジェット記録ヘッド1のインク注入口に接続するインク注入口側分岐ノズル5が形成されるとともに、インク注入口側主ノズル4が接続された上固定台3と、下固定台2とにより挟持され固定される。各インクジェット記録ヘッド1の吐出口面1aに対向する部位には、矢印A方向に移動可能な吐出口側ノズル8が配置される。インク注入口側主ノズル4および吐出口側ノズル8から、それぞれ交互に加圧液体を噴射させることで、インクジェット記録ヘッド1の切断時に発生した、吐出口の外周部のかえり部が破断され、その後、インク注入口側主ノズル4から加圧液体を噴射させることで、破断されたかえり部は、インクジェット記録ヘッド1の外部に放出される。
請求項(抜粋):
吐出口からインクを吐出させるためのエネルギー発生素子が設けられた基板に、インクを一時的に貯えるための液室の下半部に相当する部位、および前記吐出口と前記液室とを連通する液路に相当する部位が除去された固体層を設け、前記基板に、前記液室の上半部に相当する部位が除去された固体層が設けられるとともに前記液室にインクを供給するためのインク注入口が形成された天板を、互いの固体層を対向させて接合して積層体を形成し、前記積層体を、吐出口面を形成する位置で切断することにより前記吐出口を形成する、インクジェット記録ヘッドの製造方法において、前記積層体の切断後に、前記吐出口面に向けての加圧液体の噴射と、前記インク注入口への加圧液体の噴射とをそれぞれ交互に所定回数ずつ繰返し、その後に、前記インク注入口への加圧液体の噴射のみを行うことを特徴とする、インクジェット記録ヘッドの製造方法。

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