特許
J-GLOBAL ID：200903091253267411
四輪駆動車の駆動力制御方法および駆動力制御装置
発明者：
,
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：
足立 勉
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-246393
公開番号（公開出願番号）：特開平10-086803
出願日： 1996年09月18日
公開日（公表日）： 1998年04月07日
要約：
【要約】【課題】 四輪駆動車の車輪間速度差を抑制する際に、ブレーキ装置と駆動系に過大な負荷がかかるのを防止し、ブレーキ装置と駆動系の耐久性の低下を防止する。【解決手段】 エンジン出力調整用速度差ΔVE を車輪速度の最大と最小との差として求め(S210)、VTEを車体速度VBに応じて設定する(S220)。VTEはブレーキ調整用判定値よりも大きいので加速が不十分なままではエンジン出力は低減されない。制御油圧過大相当量BPEがΔVE-VTEとして求められ(S230)、BPE>0であり(S240で「YES」)、かつ終了条件でなければ(S250で「NO」)、BPEに応じてスロットル開度が減少される(S260)。このため車輪間に過大な速度差が生じてもエンジン出力を低減するので、ブレーキ力が過大にならず、ブレーキ装置と駆動系の耐久性の低下を防止できる。加速性能も犠牲にされることがない。
請求項（抜粋）：
四輪駆動車の各車輪毎に他の車輪との車輪挙動差をブレーキ調整用パラメータとして求め、エンジンから各車輪の各々に伝達される駆動力を、前記ブレーキ調整用パラメータに基づくブレーキ力にて調整して前記車輪挙動差を抑制するとともに、前記ブレーキ力が過大な場合には、前記エンジンの出力を減少させることを特徴とする四輪駆動車の駆動力制御方法。
IPC (2件)：
FI (2件)：
B60T 8/00 Z
, B60T 8/58 C
