特許
J-GLOBAL ID:200903091261088330
耐摩耗性を示す硬質の複合多相反応焼結材料
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小田島 平吉
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-520964
公開番号(公開出願番号):特表平8-507746
出願日: 1993年03月18日
公開日(公表日): 1996年08月20日
要約:
【要約】第一金属のホウ素、炭素、窒素またはケイ素誘導体の粉末混和物を、(a)第二金属のホウ素、炭素、窒素またはケイ素誘導体(ここで、この誘導体は第一金属の誘導体とは異なる)、(b)第二金属の給源と第三金属の給源、または(c)第二金属の給源と高密度化促進量の鉄族金属、から選択される少なくとも1種の他の反応体と一緒にした後、高密度化条件(熱および圧力)を受けさせて部分的に反応させることにより、耐摩耗性を示す硬質材料に変化させる。この耐摩耗性材料は、第一金属誘導体をある量で含んでいると共にその部分反応生成物であるいろいろな化学量論を示す材料を少なくとも1種含んでいる。この材料はまた第一金属誘導体以外の成分の未反応部分を残存量で含んでいる可能性がある。この材料から生じさせた製品は耐摩耗用途で有用性を示し得る。
請求項(抜粋):
硬度または耐摩耗性が高いことが要求されている製品の製造で用いるに適切な材料であって、これは、AXと、任意量のXと、(a)BY、(b)Bの給源とCの給源、或は(c)Bの給源と高密度化促進量のE、から選択される少なくとも1種の他の反応体と、を含んでいる粉末混和物の成分間で不完全な反応が起こることで生成する本質的に充分に高密度化した多相の微細粒子複合生成物を含んでおり、ここでは、AXおよび該他の反応体(類)は各々ある融点を示すがこのAXおよび該他の反応体(類)が示す融点の中で最も低い融点の約3/4未満である高温および圧力下でこの不完全な反応を起こさせ、ここで、上記生成物は最小限の粒子成長を示し、そしてこの生成物は、少なくとも1種の化合物AXを含んでいると共に、該他の反応体(類)の選択が(a)である時の(A,B)XY、(A,B)Xおよび(A,B)Y、該他の反応体(類)の選択が(b)である時の(A,B,C)X、(A,B)X,(A,C)Xおよび(B,C)X、並びに該他の反応体(類)の選択が(c)である時の(A,B,E)X、から選択されるいろいろな化学量論を示す生成物である化合物を少なくとも1種含んでおり、ここで、AおよびBは、チタン、ジルコニウム、ハフニウム、バナジウム、ニオブ、タンタル、クロム、モリブデンおよびタングステンから選択される異なる材料であり、XおよびYは、ホウ素、炭素、ケイ素および窒素から選択される異なる材料であり、そしてEを、鉄、コバルトおよびニッケルから選択する、材料。
IPC (9件):
C04B 35/56
, C04B 35/56 301
, C04B 35/58 101
, C04B 35/58 105
, C04B 35/58 106
, C22C 29/02
, C22C 29/14
, C22C 29/16
, C22C 29/18
FI (3件):
C04B 35/56 U
, C04B 35/56 G
, C04B 35/56 P
引用特許:
審査官引用 (5件)
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特表平3-505862
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特開平3-008774
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特開昭61-151065
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特開平1-201078
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高硬度超硬合金の製造法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平3-250437
出願人:住友電気工業株式会社
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