特許
J-GLOBAL ID:200903091267045861

ワークの変形防止クランプ方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 朗 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-216154
公開番号(公開出願番号):特開平6-055408
出願日: 1992年08月13日
公開日(公表日): 1994年03月01日
要約:
【要約】【目的】 NCによる自動化及び省力化を妨げることなく、小形又は薄肉のワークをクランプによる過度のワーク変形を排除して確実にクランプできるワークの変形防止クランプ方法を提供する。【構成】 NC装置24の指令に従って加工されるワークをワークテーブルに載置する。ワークテーブルに設けたクランプ装置30によってワークをクランプする前と後とに、ワーク上の複数の加工部位の位置をタッチプローブ28によって測定する。そのデータ50に基づき各加工部位の変位量を比較演算部46で算出し、記憶部42に記憶された変位許容値と比較し、変位量が許容値を超えないように、複数の加工部位のそれぞれに対してクランプ装置30の最大許容クランプ力を決定する。NC加工を実施する際に、加工部位の移動に対応して、クランプ制御部48の制御によりクランプ装置30を最大許容クランプ力に設定かつ随時変化させて、ワークをクランプする。
請求項(抜粋):
NC工作機械でNC装置の指令に従って加工される被加工ワークをワークテーブルに所定の加工姿勢で載置し、該ワークテーブルに設けたクランプ装置によって該被加工ワークをクランプする前と後とに、該被加工ワーク上の複数の加工部位の位置をNC工作機械に装備した測定器によって測定し、その測定値に基づき該複数の加工部位の変位量をNC装置内で算出し、前記複数の加工部位において算出された前記変位量を、NC装置に予め記憶された所定の変位許容値と比較し、該変位量が該許容値を超えないように前記クランプ装置のクランプ力を変化させて、該複数の加工部位のそれぞれに対して該クランプ装置の最大許容クランプ力を決定し、前記複数の加工部位ごとの前記最大許容クランプ力をNC装置に取り込んで、NC加工を実施する際に、加工部位の移動に対応して、NC装置の指令により前記クランプ装置のクランプ力を該最大許容クランプ力に設定かつ随時変化させて、被加工ワークを前記加工姿勢でクランプする、ことを特徴とするワークの変形防止クランプ方法。
IPC (3件):
B23Q 15/00 ,  G05B 19/19 ,  B23Q 3/06 304

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