特許
J-GLOBAL ID:200903091268605593

傾き検出方法及び光ディスク装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-205794
公開番号(公開出願番号):特開平11-053750
出願日: 1997年07月31日
公開日(公表日): 1999年02月26日
要約:
【要約】【課題】 主電極と複数の副電極を有する半導体レーザ素子を光源とする光ディスク装置で、従来の装置構成を変更することなく電気的な処理により容易に光ディスクとレーザ光光軸の傾き検出及び補正を行う。【解決手段】 主電極と複数の副電極を有する半導体レーザ素子への注入電流を制御することにより、発生するレーザ光の波面を変調し、その時の信号出力の変動から光ディスクと対物レンズ光軸の傾きを検出し、検出した傾きに応じて半導体レーザ素子への注入電流を設定し傾き補正を行う。電気的な変調で傾きの検出と補正を行うため、傾き検出のための新たな部品を追加することなく、また機械式アクチュエータのように高周波域での副共振による制御帯域の制限を受けることなく、高い周波数まで高速な制御が可能となる。
請求項(抜粋):
光源である半導体レーザ素子と、該半導体レーザ素子から発せられたレーザ光を集光光学系により光ディスク上に集光し、情報の記録あるいは再生を行う光ディスク装置において、前記半導体レーザ素子が、電流注入を行うための電極として主電極と複数の副電極を有する半導体レーザ素子であり、前記主電極と複数の副電極への注入電流を制御することにより、前記半導体レーザ素子から発生するレーザ光の波面もしくは強度分布を変調し、変調前後の信号再生出力に基づいて、前記レーザ光の光軸が光ディスク記録面に交わる点における光ディスク記録面法線と前記光軸がなす角として表れる、前記光ディスクと集光光学系の傾き量を検出することを特徴とする傾き検出方法。
IPC (2件):
G11B 7/095 ,  G11B 7/125
FI (2件):
G11B 7/095 G ,  G11B 7/125 B

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