特許
J-GLOBAL ID:200903091269434199
三角翼プロペラファン
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-223336
公開番号(公開出願番号):特開平11-062893
出願日: 1997年08月20日
公開日(公表日): 1999年03月05日
要約:
【要約】【課題】スパイダー回転中心付近の応力を増加させることなく、締結部の最適な配置により、ファン回転中に締結部に作用する特に遠心力に起因する曲げ力による応力を均等に分散させることにより低減させる構造を提供する。【解決手段】回転中心とブレード全面の遠心力作用中心11を通る直線上に一点、回転中心からファン中心線10により分割したブレードの先端側(前進側)面の遠心力作用中心を通る直線上に一点、各点を結ぶ直線がファン中心線10に平行になるような位置に締結部を備え、前記二つの締結部についてファン中心線に対称に別締結部を二つ備え、前記4つの締結部より外周側のファン中心線上に一つ締結部を設けたことにより、ブレード1、スパイダー2に作用する応力の低減を図るものである。
請求項(抜粋):
複数枚のアルミ製の三角形状ブレードと、鋼板製のスパイダーと、前記ブレードと前記スパイダーを締結する複数個の締結用部品を備え、ブレード全面の遠心力作用中心はファン中心線よりブレード先端側(前進側)に存在する三角翼プロペラファンにおいて、全締結部はブレードの遠心力作用半径より小径である回転中心を中心とした円内に存在し、締結部の一つは回転中心とブレード全面の遠心力作用中心を通る直線上にファン中心線からの距離が翼長の7%以上かつ回転中心からの距離が遠心力作用半径の60%以下となるような位置にあり、また締結部の一つは回転中心とファン中心線により分割したブレードの先端側(前進側)面の遠心力作用中心を通る直線上に前記締結部と結んだ直線とファン中心線が平行になる位置にあり、前記二つの締結部についてファン中心線に対称の位置に別締結部が二つあり、ファン中心線上に回転中心からの距離がブレード全面の遠心力作用半径の約70%となる位置に締結部があることを特徴とする三角翼プロペラファン。
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