特許
J-GLOBAL ID:200903091271904801

油圧ショベルのフロント駆動回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-217412
公開番号(公開出願番号):特開平7-071051
出願日: 1993年09月01日
公開日(公表日): 1995年03月14日
要約:
【要約】【目的】 ブーム単独での上げ動作時、あるいはブームを上げながらアームの引き動作時に、バケットが油圧ショベル本体の一部に接触する干渉領域に侵入したとしても、ブームの上げ速度に応じてバケットを干渉領域外に逃がすことができる油圧ショベルのフロント駆動回路を提供する。【構成】 ブームシリンダ6を駆動制御する第1の方向切換弁14のブーム上げパイロット管路18とアームシリンダ7を駆動制御する第2の方向切換弁19のアーム押しパイロット管路22とを選択的に連結する第1の電磁切換弁25と、第2の方向切換弁19のアーム引きパイロット管路23をタンク13に選択的に接続する第2の電磁切換弁26と、ブーム角センサ27とアーム角センサ28からの検出信号に基づいて第1の電磁切換弁25と第2の電磁切換弁26とに切換信号を出力するコントローラ29とを設け、バケット5先端が運転室2aに近接する干渉領域に侵入した場合に、コントローラ29からの切換信号に基づいて第1および第2の電磁切換弁25,26を切り換えるようにした。
請求項(抜粋):
油圧ショベル本体に回動可能に連結されたブームと、このブームの先端に回動可能に連結されたアームと、このアームの先端に回動可能に連結されたバケットと、前記ブームを駆動するブームシリンダと、このブームシリンダを駆動制御する第1の方向切換弁と、この第1の方向切換弁を操作するブーム用パイロット弁と、前記アームを駆動するアームシリンダと、このアームシリンダを駆動制御する第2の方向切換弁と、この第2の方向切換弁を操作するアーム用パイロット弁と、前記バケットの前記油圧ショベル本体に対する近接状態を検出する検出手段とを備え、前記検出手段の出力信号に基づいて前記バケットが前記油圧ショベル本体に所定以上近接するのを防止するようにした油圧ショベルのフロント駆動回路において、前記第1の方向切換弁のブーム上げパイロット管路と前記第2の方向切換弁のアーム押しパイロット管路とを選択的に連結する第1の電磁切換弁と、前記第2の方向切換弁のアーム引きパイロット管路をタンクに選択的に接続する第2の電磁切換弁とを設け、これら第1および第2の電磁切換弁の切り換え動作を前記検出手段の出力信号によって行うように構成したことを特徴とする油圧ショベルのフロント駆動回路。
IPC (2件):
E02F 3/43 ,  E02F 9/20

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