特許
J-GLOBAL ID:200903091272499692
電気車両用制動制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-039935
公開番号(公開出願番号):特開平8-237807
出願日: 1995年02月28日
公開日(公表日): 1996年09月13日
要約:
【要約】【目的】 ディレイ制御を開始するモータ回転数ω0を一定にしていたため生じていた回生電力の損失を防止乃至低減するとともに、電池の過充電をより確実に防止可能にする。【構成】 ブレーキペダルの踏み込みに伴い要求制動力が点FからHへ、さらに点Iへと変化するのに従い、マップとして与えられている最大回生トルク特性ABCDE中の点Bを変化させる。その際には、電池のSOCが高ければ高いほど回転数ω0が高くなるよう、点Bの書替えを行う。モータ回転数ωが回転数ω0に等しくなった時点で最大回生トルクマップの書替えを中止し、その後は同一のマップにて制動を実行する。SOCに応じて回転数ω0を変更しているため、ディレイ制御を実行しているにもかかわらず回生電力の損失を少なくすることができまた過充電を確実に防止できる。
請求項(抜粋):
車両走行用のモータ、モータに駆動電力を供給する一方でモータからの回生電力により充電される電池、及び少なくとも駆動輪に流体圧制動力を作用させる流体圧制動系統を備える電気車両に搭載され、モータを制御することにより回生制動力を制御する制動制御装置において、電池の回生電力受入性及びモータの回転数を検出する手段と、回転数の低下に伴い回生制動力が低減され流体圧制動力が導入される制御特性に従い、かつモータの回転数に基づき、最大回生制動力を求める手段と、要求制動力を目標としかつ最大回生制動力を限度として回生制動力を制御する一方で、要求制動力に対する回生制動力の不足分を目標として流体圧制動力を制御する手段と、回転数の低下に伴い流体圧制動力が導入され始めるモータの回転数が、回生電力受入性が低いほど高い回転数となるよう、電池の回生電力受入性に応じ上記制御特性を変化させる手段と、を有することを特徴とする制動制御装置。
IPC (2件):
FI (2件):
B60L 7/24 D
, H02P 3/26 Z
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