特許
J-GLOBAL ID:200903091283777074

複数枚媒体の分離機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下田 容一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-343112
公開番号(公開出願番号):特開平10-188057
出願日: 1996年12月24日
公開日(公表日): 1998年07月21日
要約:
【要約】【課題】 複数枚重なった乗車券等の媒体を1枚づつ分離して搬送する媒体分離機構において、簡単な構造として省スペースを図る他、分離のための制御を簡単にする。【解決手段】 引き込みローラ(12)と送りローラ(16)間に固定ブロック(20)を配置し、この固定ブロック(20)の上方に、媒体(C)の1枚分の厚さ以上で媒体(C)の2枚分の厚さ以下となるギャップGを介して逆転ローラ(22)を設ける。複数枚搬送されてきた媒体(C)は、最下部の媒体(C)のみがギャップGを通過し、その上に重なっている複数の媒体(C)は、逆回転ローラ(22)の逆回転により搬送は阻止される。
請求項(抜粋):
媒体(C)を搬送路の上流側から下流側に引き込むための引き込みローラ(12)と;前記引き込みローラ(12)に対して所定の圧力(P1)を加えるための第1テンションローラ(14)と;前記引き込みローラ(12)に対して所定距離離隔するよう下流側に配置されて、前記引き込みローラ(12)により引き込まれてきた媒体(C)を下流側に送り込むための送りローラ(16)と;前記送りローラ(16)に対して所定の圧力(P2)を加えるための第2テンションローラ(18)と;前記引き込みローラ(12)と前記送りローラ(16)間に位置する固定ブロック(20)と;前記媒体1枚は通すが複数枚重なった2枚目以上の媒体を通さないよう前記固定ブロック(20)との間で形成されるギャップ(G)を有するように前記固定ブロック(20)の上方に配置され、前記引き込みローラ(12)および前記送りローラ(16)の回転とは逆の回転をする逆転ローラ(22)と;を備えていることを特徴とする複数枚媒体の分離機構。
IPC (3件):
G07B 15/00 ,  B65H 5/06 ,  G07B 11/02
FI (3件):
G07B 15/00 A ,  B65H 5/06 F ,  G07B 11/02

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