特許
J-GLOBAL ID:200903091284125992

減速機構付スタータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-225042
公開番号(公開出願番号):特開平8-093607
出願日: 1994年09月20日
公開日(公表日): 1996年04月09日
要約:
【要約】【目的】 モータの阻害となる機械的および熱的負荷を少なくした減速機構付スタータの提供にある。【作用】 上層および下層アーマチュアコイル531、532の上層および下層コイル端534、537を、アーマチュアコア520の端面に略平行に設けて、上層コイル端534を下層コイル端537と接続することにより、アーマチュアコア520よりも軸方向へ突出する少ないスペース内に上層および下層のコイル端534、537を収納できる。このため、アーマチュア540の耐遠心力の強度を増すことができ、スタータモータ500の機械的負荷を著しく少なくできる。また、上層および下層のコイル端534、537をアーマチュアコア520に近接することができるために、上層および下層のコイル端534、537に発生する熱が、アーマチュアコア520に放熱しやすくなり、スタータモータ500の熱的負荷をも少なくできる。
請求項(抜粋):
スロットを有するアーマチュアコア、このアーマチュアコアと一体に回転するアーマチュアシャフト、前記スロットに組み込まれた上層および下層アーマチュアコイル、および前記アーマチュアコアの外周に配置された界磁磁極を有するスタータモータと、エンジンを駆動するための出力軸と、前記スタータモータのアーマチュアシャフトと出力軸との間に設けられ、前記アーマチュアシャフトの回転を減速して、前記出力軸に伝える減速機構とを備えた減速機構付スタータにおいて、前記下層アーマチュアコイルは、前記アーマチュアコアの軸方向の一端側に、前記アーマチュアシャフトに対して略垂直で前記アーマチュアシャフト側へ延びる下層コイル端を有し、前記上層アーマチュアコイルは、前記アーマチュアコアの軸方向の一端側に、前記アーマチュアシャフトに対して略垂直で前記アーマチュアシャフト側へ延び、かつ前記下層コイル端と接続された上層コイル端を有することを特徴とする減速機構付スタータ。
IPC (2件):
F02N 11/00 ,  F02N 15/02

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