特許
J-GLOBAL ID:200903091287110465

データ再生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-263544
公開番号(公開出願番号):特開平5-101550
出願日: 1991年10月11日
公開日(公表日): 1993年04月23日
要約:
【要約】【目的】クロックをデータの識別最適点にずらす移相器が不要であり、かつ、位相比較器の構成が簡単で、エッジ信号のエッジ幅を一定に保つ必要がなく、IC化に適したデータ再生装置を提供する。【構成】再生信号のエッジをエッジ検出回路によって検出し、エッジ信号によりVCO9中の鋸波状の信号をサンプルホールドすることにより位相比較を行い、位相誤差信号をVCO9に帰還してPLLを構成する。次に、VCO9の出力の立ち上がりエッジで再生信号をラッチしデータの識別を行う。【効果】同期状態では、VCO出力波形の立ち上がりエッジがほぼデータの識別最適点に来るので移相器が不要になる。また、エッジ幅はサンプルホールド回路が動作する範囲であれば良く、一定に保つ必要はない。
請求項(抜粋):
電流または電圧制御発振器と、ディジタル入力信号の立ち上がりおよび立ち下がりエッジを検出するエッジ検出回路と、エッジ信号と前記制御発振器の出力が入力され、両信号間の位相比較を行ない、その誤差信号を出力する位相比較器と、前記位相比較器の出力信号の帯域制限を行なうループフィルタと、前記ループフィルタの出力信号を前記制御発振器に供給するようにしたPLL回路を備え、前記PLL回路で再生されたクロックを用いてデータ識別を行うデータ再生装置において前記制御発振器が、入力信号の電圧を電流に変換する電圧-電流変換回路と、前記電圧-電流変換回路を電流源とする第一,第二のインバータと、前記第一のインバータにより充放電を行なう第一のコンデンサと、第二のインバータにより充放電を行なう第二のコンデンサと、前記第一のインバータの出力を一方の入力とした第一の二入力NORと、第二のインバータの出力を一方の入力とした第二の二入力NORと、第一,第二のNORの出力を反転する第三,第四のインバータを備え、前記第一のNORの他方の入力は第二のNORの出力に接続し、第二のNORの他方の入力は、第一のNORの出力に接続し、第三のインバータの入力は第一のNORの出力に接続し、前記第三のインバータの出力は前記第一のインバータの入力に接続し、第四のインバータの入力は前記第二のNORの出力に接続し、前記第四のインバータの出力は前記第二のインバータの入力に接続した構成とし、前記位相比較器がアナログスイッチとコンデンサで構成され、前記アナログスイッチのオン,オフを前記エッジ検出回路の出力信号で制御するようにしたサンプルホールド回路で構成し、位相比較信号として、前記制御発振器の第一または第二のコンデンサの電圧を、前記サンプルホールド回路に入力するようにした前記PLL回路を備え、前記記PLL回路で再生されたクロックを用いてデータ識別を行うようにしたことを特徴とするデータ再生装置。
IPC (2件):
G11B 20/14 351 ,  H03L 7/091

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