特許

J-GLOBAL ID：200903091302854522

像定着装置

発明者： 玉置 俊平
出願人/特許権者： 株式会社リコー
代理人 (1件)： 武田 元敏
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-295963
公開番号（公開出願番号）：特開平6-149098
出願日： 1992年11月05日
公開日（公表日）： 1994年05月27日
要約：

【要約】【目的】 導電性定着用フィルムを用いて良好で効率的な定着を可能にする。【構成】 電極3a,3bを介して導電性定着用フィルム1に通電することにより発熱させ、この導電性定着用フィルム1と加圧ローラ4とで未定着画像を有する記録紙5を挟持加圧して像定着を行う像定着装置において、前記挟持加圧範囲(ニップ範囲)H外の記録紙給紙側に電極3aを設置し、導電性定着用フィルム1がニップ範囲Hの開始位置に到達する前に、既に導電性定着用フィルム1を所定温度まで昇温させておき、ニップ範囲H内での良好で効率的な定着を可能にする。

請求項（抜粋）：

導電性定着用フィルムと、導電性定着用フィルムに対して通電可能に接する少なくとも2つの電極と、電極を支持する電極支持体と、導電性定着用フィルムに対向設置された加圧体とを備え、前記電極支持体と加圧体とによって前記導電性定着用フィルムと記録媒体とを挟持加圧し、かつ前記電極を介して導電性定着用フィルムに通電することにより発熱させて記録媒体上の画像を定着させる像定着装置において、前記電極の少なくとも1つを、前記電極支持体と加圧体との挟持加圧範囲外の給紙側で前記導電性定着用フィルムに接触させたことを特徴とする像定着装置。