特許
J-GLOBAL ID:200903091307290139

形状凍結性に優れた良加工性高強度冷延鋼板およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田中 久喬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-146731
公開番号(公開出願番号):特開平11-323489
出願日: 1998年05月13日
公開日(公表日): 1999年11月26日
要約:
【要約】【課題】 曲げ加工やハット曲げ加工時の形状凍結性に優れた高強度冷延鋼板を提供する。【解決手段】 表面から板厚の5%以上35%以下の表層の平均組成が、重量比で、C:板厚中心部の平均C量より0.05%以上、0.5%以下だけ高い量を含み、その他の化学成分は板厚中心部と同様であり、金属組織中に残留オーステナイトを体積率で10〜35%、マルテンサイトを2%以下、残部がフェライトもしくはベイナイトであり、表層の板厚5%内側から板厚中心部までの内層の平均組成が、重量比で、C:0.06%以上、0.4%以下、Si、Alの内少なくとも一種以上を0.5%以上、4.0%以下、Mn:0.5%以上、2.0%以下を含み、残部Feおよび不可避的不純物からなり、金属組織中に残留オーステナイトを体積率で3〜20%、マルテンサイトを2%以下、残部がフェライトもしくはベイナイトである、形状凍結性に優れた良加工性高強度冷延鋼板。
請求項(抜粋):
表面から板厚の5%以上35%以下の表層の平均組成が、重量比で、板厚中心部の平均C量より0.05%以上、0.5%以下だけ高いC量を含み、その他の化学成分は板厚中心部と同様であり、金属組織中に残留オーステナイトを体積率で10〜35%、マルテンサイトを2%以下、残部がフェライトもしくはベイナイトであり、表層の板厚5%内側から板厚中心部までの内層の平均組成が、重量比で、C:0.06%以上、0.4%以下、Si、Alの内少なくとも一種以上を0.5%以上、4.0%以下、Mn:0.5%以上、2.0%以下を含み、残部Feおよび不可避的不純物からなり、金属組織中に残留オーステナイトを体積率で3〜20%、マルテンサイトを2%以下、残部がフェライトもしくはベイナイトである、形状凍結性に優れた良加工性高強度冷延鋼板。
IPC (3件):
C22C 38/00 301 ,  C21D 9/46 ,  C22C 38/06
FI (3件):
C22C 38/00 301 S ,  C21D 9/46 F ,  C22C 38/06

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