特許
J-GLOBAL ID:200903091314173253

静止衛星管制方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 兼行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-228166
公開番号(公開出願番号):特開平7-052896
出願日: 1993年08月20日
公開日(公表日): 1995年02月28日
要約:
【要約】【目的】 本発明は地上管制アンテナ設備により管制される、冗長系装置を有する静止衛星の管制方式に関し、隣接する二つの静止衛星間で通信を行い、地上管制アンテナ設備を共用することにより、地上管制アンテナ設備の建設費用を削減できる静止衛星の管制方式を実現することを目的とする。【構成】 共に静止している相隣る二つの静止衛星E及びFのうち、衛星管制情報を地上管制アンテナ設備Gへ送信する主系送信機を備える一方の静止衛星がEである。この静止衛星Eの冗長系の送信機11及び受信機2aと主系の送信機3aは、地上管制アンテナ設備Gから他方の静止衛星Fへの衛星管制指令と、他方の静止衛星Fから地上管制アンテナ設備Gへの衛星管制情報の送受信用の中継器として用いられる。静止衛星E及びFはオムニアンテナ5a及び5bを介して互いの通信を行う。
請求項(抜粋):
地上管制アンテナ設備からの衛星管制指令を受信する主系受信機と、その衛星の衛星管制情報を前記地上管制アンテナ設備へ送信する主系送信機と共に、衛星打ち上げ後静止するまで使用されるオムニアンテナと、静止後に使用されるハイゲインアンテナと、冗長系の受信機及び送信機とがそれぞれ搭載された静止衛星の管制方式において、共に静止している相隣る二つの前記静止衛星のうち、衛星管制情報を前記地上管制アンテナ設備へ送信する主系送信機を備える一方の静止衛星の主系受信機で受信された前記衛星管制指令を、その静止衛星の主系送信機よりオムニアンテナを介して他方の静止衛星に送信する一方、該他方の静止衛星からの衛星管制情報は該オムニアンテナを介して冗長系受信機で受信した後冗長系送信機より前記ハイゲインアンテナを介して前記地上管制アンテナ設備へ送信し、該他方の静止衛星は該一方の静止衛星からの送信衛星管制指令を自己のオムニアンテナを介して主系又は冗長系の受信機により受信する一方、自己の衛星管制情報は主系又は冗長系の送信機より該オムニアンテナを介して前記一方の静止衛星へ送信することを特徴とする静止衛星管制方式。
IPC (4件):
B64G 1/10 ,  B64G 1/66 ,  H04B 7/19 ,  H04B 17/00

前のページに戻る