特許
J-GLOBAL ID:200903091317305940
乗降用スロープ板付車両
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
須田 正義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-168624
公開番号(公開出願番号):特開平11-011217
出願日: 1997年06月25日
公開日(公表日): 1999年01月19日
要約:
【要約】【課題】簡単な構造で容易にスロープ板と床との段差を解消し、スロープ板を接地させる箇所によっても段差を生じさせず、床下空間の有効利用を図る。【解決手段】車両は車両の床10aと車両外の通路との間に掛け渡されるスロープ板12と、床10aの下面に沿って車幅方向に設けられ互いに対向する凹溝14aを有する一対のガイドレール14とを備える。スロープ板の後端両側部に凹溝を転動する一対のガイドローラ18が配設され、ガイドローラの支軸18bに一対のアーム部材19一端が回転可能に取付けられる。アーム部材の他端にはガイドローラと間隔をあけて凹溝を転動する補助ローラ21が枢支され、ガイドレールの前部には補助ローラが当接しかつ当接した状態でアーム部材を起立保持してスロープ板の後端を床の側端部に近づける一対のストッパ部材22が設けられる。突出したスロープ板の後端縁と床の側端縁は当接させることが好ましい。
請求項(抜粋):
車両(10)側方に突出可能に乗降口近傍の床下に格納され突出状態で車両の床(10a)と車両外の通路(11)との間に掛け渡されるスロープ板(12)と、前記乗降口近傍の前記床(10a)の下面に沿って車幅方向に設けられ前記スロープ板(12)の後部が係合し互いに対向する凹溝(14a,14a)を有する一対のガイドレール(14,14)とを備えた車両において、前記スロープ板(12)の後端両側部に配設され前記凹溝(14a,14a)を転動する一対のガイドローラ(18,18)と、一端が前記ガイドローラ(18,18)の支軸(18b)に回転可能に取付けられ他端に前記ガイドローラ(18)と所定の間隔をあけて乗降口側の前記凹溝(14a,14a)を転動する補助ローラ(21)が枢支された一対のアーム部材(19)と、前記一対のガイドレール(14,14)の前部に設けられ前記補助ローラ(21)が当接しかつ前記補助ローラ(21)が当接した状態で前記アーム部材(19)を起立保持して前記スロープ板(12)の後端を前記床(10a)の側端部に近づける一対のストッパ部材(22)とを備えたことを特徴とする乗降用スロープ板付車両。
IPC (2件):
FI (2件):
前のページに戻る