特許
J-GLOBAL ID:200903091320141355
車両のアンチスキッドブレーキ装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
福岡 正明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-110103
公開番号(公開出願番号):特開平6-298067
出願日: 1993年04月12日
公開日(公表日): 1994年10月25日
要約:
【要約】【目的】 制動時に車輪速に基づいて制動圧を周期的に増減するようにした車両のアンチスキッドブレーキ装置において、路面状態に応じて適切な制動感が得られるようにすることを目的とする。【構成】 車輪速センサ26〜29から検出される車輪速に基づいて推定した路面摩擦係数が高μ状態のときには、例えば左前輪1の車輪速が第1設定値よりも高車輪速側に設定した第2設定値まで低下したときに、左前輪1に対するABS制御を終了させると共に、制御圧を急速に増圧させる。一方、上記路面摩擦係数が高μ状態ではないときには、左前輪1の車輪速が第2設定値を通過して第1設定値まで低下したときに、左前輪1に対するABS制御を終了させると共に、制御圧を緩やかに増圧させるようにする。
請求項(抜粋):
車輪の回転速度を検出する車輪速検出手段と、制動圧を調整する油圧調整手段と、上記車輪速検出手段によって検出された車輪速に基づいて上記油圧調整手段を作動させることにより制動圧を周期的に増減するアンチスキッド制御手段とが備えられた車両のアンチスキッドブレーキ装置であって、上記車輪速検出手段で検出された車輪速を所定の判定基準値と比較して、該車輪速が判定基準値よりも小さいときに上記アンチスキッド制御手段による制動圧を周期的に増減させるアンチスキッド制御の終了を判定するアンチスキッド制御終了判定手段と、当該車両の走行路面の路面状態を検出する路面状態検出手段と、該検出手段で検出される走行路面の路面状態が車輪にスリップを生じさせる傾向が大きくなるほど上記判定基準値を小さくする判定基準値変更手段とが設けられていることを特徴とする車両のアンチスキッドブレーキ装置。
前のページに戻る