特許
J-GLOBAL ID:200903091324590510

個人認証装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-167879
公開番号(公開出願番号):特開平7-029001
出願日: 1993年07月07日
公開日(公表日): 1995年01月31日
要約:
【要約】【目的】登録特徴情報の不要な更新を避けることができ、しかも、本人判定率の信頼性を向上することができる個人認証装置を提供する。【構成】登録時、特徴抽出部9で抽出された指の特徴情報は、登録者固有のID番号を付加して登録特徴情報記憶部12に記憶される。アクセス結果記憶部13には、このID番号に対するアクセス回数と照合の結果本人と認められた回数が記憶される。照合時、制御部10は、判定部16の判定結果が本人のとき、アクセス結果記憶部13内のアクセス回数と本人判定回数を用いて本人判定率を計算する。そして、この計算された本人判定率が所定値に満たない場合にのみ、登録特徴情報更新部14による登録特徴情報記憶部12内の登録特徴情報の更新処理が行なわれる。その後、アクセス結果記憶部13内のアクセス回数と本人判定回数をそれぞれ更新する。
請求項(抜粋):
個人の生体情報を入力する生体情報入力手段と、この生体情報入力手段で入力された生体情報から個人の生体特徴情報を抽出する特徴抽出手段と、あらかじめ個人の生体特徴情報を登録特徴情報として記憶しておく第1の記憶手段と、個人認証を行なう際、前記生体情報入力手段および特徴抽出手段を経て得られる生体特徴情報を、前記第1の記憶手段に記憶されている登録特徴情報と照合する照合手段と、この照合手段の照合結果に基づき本人または他人の判定を行なう判定手段と、この判定手段の判定結果を個人別に記憶する第2の記憶手段と、前記判定手段で本人と判定され、かつ、前記第2の記憶手段に記憶されている過去の判定結果において本人と判定された率が所定値よりも低いとき、前記第1の記憶手段に記憶されている登録特徴情報と、個人認証を行なう際に前記生体情報入力手段および特徴抽出手段を経て得られる生体特徴情報とを用いて新たな生体特徴情報を生成し、これを新しい登録特徴情報として前記第1の記憶手段に更新記憶する登録特徴情報更新手段とを具備したことを特徴とする個人認証装置。

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