特許
J-GLOBAL ID:200903091324691708

手術用アンカー及びその展開方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-518705
公開番号(公開出願番号):特表平8-507462
出願日: 1995年01月10日
公開日(公表日): 1996年08月13日
要約:
【要約】本発明は、目的物を骨状構造体に取り付けるアンカー(7a、7b、7c)、及び該アンカーを展開させる方法である。該アンカーは、本体と、複数の剌状部分(44)とを備えている。該刺状部分は、本体の周りで互いに軸方向に整合し且つ周方向に離間した関係にて配置される。各刺状部分は、弾性的に変形可能であり、その長手方向軸線に対して直角に測定したとき、本体の最大の幾何学的断面の長手方向突出部の外側に位置する外端まで本体から後方に且つ半径方向外方に伸長する通常の形態を有する。穴(26)が、本体の前面部分を貫通して伸長し、また、一本の紐状材料を受け入れ得るようにしてあり、これによりアンカーを骨通路に沿って引っ張ることが出来る。開口部(30)が本体の後方部分を貫通して伸長し且つ目的物をアンカーに接続し得るようにしてある。開口部(30)が本体の後方部分を貫通して伸長し且つ目的物をアンカーに接続し得るようにしてある。該方法は、紐状材料を骨に通す段階と、目的物を本体の後方部分に取り付ける段階と、紐状材料を予め形成した骨通路内に通す段階と、アンカーを引っ張って予め形成した骨通路内に且つ/又は該骨通路を通じてその所望の定着位置を僅かに越える位置にする段階と、刺状部分の外端を骨状構造体内に固定し得るように目的物に後方への引張り力を付与する段階とを備えている。
請求項(抜粋):
通路(5、6)を画成する骨状構造体(1、2)に目的物(4)を取り付ける外科用アンカー(7)にして、 前記通路(5、6)内に長手方向に挿入し得るようにした結合部材(7)と、 互いに軸方向に整合され且つ周方向に離間した関係にて前記結合部材に取り付けられた複数の剌状部分(44)とを備え、 前記結合部材(7)が、 長手方向軸線(15)と、該長手方向軸線を横断する最大断面部分と、外面(24)と、前端(16)と、該前端に隣接する前方部分(18)と、後端(20)と、該後端に隣接する後方部分(22)と、スロット(31)とを有する本体(14)を備え、 前記前方部分(18)が、該前方部分を略横断する方向へ貫通して伸長する穴(26)を画成し、 前記後方部分(22)が、該後方部分を略横断する方向へ貫通して伸長する開口部(30)を画成し、 前記穴及び前記開口部が、前記本体に関して互いに略整合され、 前記スロット(31)が、前記穴(26)及び前記開口部(30)の双方に対し略垂直に前記本体(14)を貫通して長手方向かつ横断方向に伸長することにより、前記開口部(30)を前記本体(14)の前記前端(16)に接続し、 前記刺状部分(44)の各々が、弾性的に変形可能であり、外端(46)を有し且つ前記開口部(30)の前方にて前記結合部材(7)に取り付けられ、 前記剌状部分(44)の各々が、通常、前記外面(24)から後方に且つ半径方向外方に伸長し、前記刺状部分(44)の各々の前記外端(46)が、通常、前記本体の前記最大断面部分の軸方向突出部の外方に配置され、 前記刺状部分(44)の各々が、弾性的に変形して前記軸方向突出部内に略位置する形態となるようにしたことを特徴とする外科用アンカー。
IPC (2件):
A61B 17/00 ,  A61B 17/56

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