特許
J-GLOBAL ID:200903091325021447

工作機械における被加工物の挿入確認装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 磯野 道造
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-051844
公開番号(公開出願番号):特開平7-256504
出願日: 1994年03月23日
公開日(公表日): 1995年10月09日
要約:
【要約】【目的】 エアブロー装置を備える工作機械において、エア供給管の支持部材の嵌合を密にして主軸の回転中にエア供給管などが横振れを生じることない被加工物の挿入確認装置を提供する。【構成】 エア供給管4の先端に第1移動部材9を、後端に第2移動部材10をそれぞれ外嵌し、この間のエア供給管に第1および第2伝達部材11a,11bを外嵌した。支持部材5には、穴5dを設け、この穴に連絡部材12を通し、第1および第2伝達部材の移動を伝達できるように構成した。同様の構成で、第2移動部材の後方に被検知部材17を設け、被加工物Wが位置決め基準面8aに当接したか否かを被検知部材の移動量により判断できるようにした。
請求項(抜粋):
被加工物を把持するためのチャックを先端に有し主軸台に回転自在に支持された主軸と、この主軸の貫通穴内に進退移動自在に設けられたドローチューブと、被加工物を着脱する際に前記チャックの把持爪や被加工物の挿入位置を決定する位置決め基準部および被加工物にエアを噴射して塵埃の除去を行うためのエアブロー装置と、前記ドローチューブの貫通穴を挿通して設けられ、前記エアブロー装置から供給されるエアを主軸の後端から前記チャックまで案内するエア供給管とを備える工作機械における被加工物の挿入確認装置であって、前記ドローチューブの貫通穴内に嵌装され、前記主軸の回転時に前記エア供給管が横振れしないように前記エア供給管を支持する支持部材と、前記位置決め基準部に対して移動自在に設けられ、前記把持爪間に挿入された被加工物と当接する当接部材と、前記エア供給管の先端に外嵌され、前記当接部材と連動して主軸軸線と平行方向に移動自在な第1移動部材と、前記支持部材と前記第1移動部材との間の前記エア供給管の外周上に設けられ、先端が前記第1移動部材に連結されて前記第1移動部材とともに移動自在な第1伝達部材と、前記エア供給管の後端に外嵌され、前記主軸軸線と平行方向に移動自在な第2移動部材と、この第2移動部材と前記支持部材との間の前記エア供給管の外周上に設けられ、後端が前記第2移動部材に連結されて前記第2移動部材とともに移動可能な第2伝達部材と、前記支持部材の主軸先端側から主軸後端側に貫通して設けられた貫通穴と、この貫通穴を挿通して前記第1伝達部材と前記第2伝達部材とを連絡する連絡部材とからなり、前記第1伝達部材と前記第2伝達部材との間でそれぞれの移動を伝達する伝達手段と、主軸の後端に取り付けられ前記エア供給管の後端を支持する後端部材の主軸先端側から主軸後端側に貫通して設けられた貫通穴と、一端が前記第2移動部材に取り付けられ前記貫通穴を挿通して前記主軸外方に突出する取付部材と、前記1および第2移動部材、前記第1および第2伝達部材、前記当接部材の各部材を常時主軸先端側に付勢する付勢手段と、前記工作機械の固定部に取り付けられた感知装置と、前記取付部材の他端に取り付けられ前記第2移動部材の移動とともに移動して被検知部が前記感知装置の感知領域内に出入り可能な被検知部材とからなる感知手段と、からなることを特徴とする工作機械における被加工物の挿入位置確認装置。
IPC (3件):
B23B 31/02 ,  B23B 31/10 ,  B23Q 17/00

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