特許
J-GLOBAL ID:200903091329663010
車両のトラクションコントロール装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
福岡 正明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-087873
公開番号(公開出願番号):特開平7-269385
出願日: 1994年03月31日
公開日(公表日): 1995年10月17日
要約:
【要約】【目的】 駆動輪の過剰スリップ時にエンジン制御により過大な駆動力を抑制するようにした車両のトラクションコントロール装置において、車両が加速可能な状態にあるときには上記エンジン制御を抑制し、良好な加速性を確保することを目的とする。【構成】 エンジン回転数センサ32及び圧力センサ31からの信号に基づいてエンジン制御コントロールユニット30が現実のエンジントルクを検出し、トラクションコントロールユニット40に出力する。該コントロールユニット40は、該実トルクが高いときは、低いときに比べて、上記エンジン制御コントロールユニット30が行うエンジン10の制御の開始判定に用いる制御開始閾値、該制御の終了の判定に用いる制御終了閾値、制御中の制御目標として用いる目標トルク、又はこれらの二つ以上の値を大きく設定するように構成する。
請求項(抜粋):
駆動輪の過剰スリップ時にエンジン制御により過大な駆動力を抑制するようにした車両のトラクションコントロール装置であって、駆動輪の路面に対するスリップ量を検出するスリップ量検出手段と、エンジントルクを検出するエンジントルク検出手段と、これらの検出手段で検出されたスリップ量とエンジントルクとに基づいて、該スリップ量が所定の目標値となるようにエンジンの目標トルクを設定する目標トルク設定手段と、該目標トルクが実現されるようにエンジンを制御するエンジン制御手段とが設けられていると共に、上記エンジントルク検出手段で検出されるエンジントルクが大きいときは、小さいときに比べて、上記エンジン制御手段によるエンジン制御の開始の判定に用いられる制御開始閾値、該エンジン制御の終了の判定に用いられる制御終了閾値若しくは上記目標トルク、又はこれらの二つ以上の値を大きく設定する制御モード変更手段が備えられていることを特徴とする車両のトラクションコントロール装置。
引用特許:
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