特許
J-GLOBAL ID:200903091336375801

2ピースクリップ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松井 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-146700
公開番号(公開出願番号):特開2007-315517
出願日: 2006年05月26日
公開日(公表日): 2007年12月06日
要約:
【課題】取付孔から簡単に取外すことができる2ピースクリップを提供する。【解決手段】この2ピースクリップ10は、グロメット30とピン状部材60とを備え、グロメット30は、脚部37と、側壁41にスリット43を介して形成された弾性係合片45と、摺動突起49とを有し、ピン状部材60は、スリット43に差し込まれる差込片63を有し、差込片37の内側面に、摺動突起49を脚部37の内方に導く第1斜面部71と、摺動突起71を脚部37の最も内方に位置させる頂部73と、摺動突起49を脚部37の外方に導く第2斜面部75と、摺動突起49を規制しない開放部77とが連続して形成されたカム70が設けられ、摺動突起49が頂部37に位置する状態では、弾性係合片45が取付孔5に係合しない程度に内方に撓むように構成され、その状態でグロメット30に対してピン状部材60が仮保持される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
グロメットと、該グロメットに抜き差しされるピン状部材とを備え、被取付部材に形成された取付孔に固定される2ピースクリップであって、 前記グロメットは、前記取付孔の表側周縁に当接すると共に前記ピン状部材が挿通される挿通孔が設けられたフランジ部と、該フランジ部の挿通孔周縁から筒状に延設された脚部と、該脚部の少なくとも一つの側壁にスリットを介して脚部の内側及び外側に撓み可能に形成されると共に、前記取付孔の裏側周縁に係合する弾性係合片と、該弾性係合片の少なくとも一側部から突設された摺動突起とを有し、 前記ピン状部材は、前記脚部の前記摺動突起が位置するスリットに差し込まれる差込片を有しており、 該差込片の内側面には、前記差込片の先端側から基端側に向けて、前記摺動突起を前記脚部の内方に導くように傾斜した第1斜面部と、該第1斜面の終端にて前記摺動突起を前記脚部の最も内方に位置させる頂部と、前記摺動突起を前記脚部の外方に導くように傾斜した第2斜面部と、前記摺動突起を規制しない開放部とが連続して形成されたカムが設けられ、前記摺動突起が前記頂部に位置する状態では、前記弾性係合片が前記取付孔に係合しない程度に内方に撓むように構成されていることを特徴とする2ピースクリップ。
IPC (2件):
F16B 19/10 ,  F16B 13/14
FI (2件):
F16B19/10 B ,  F16B13/14 A
Fターム (9件):
3J025AA02 ,  3J025CA02 ,  3J025DA01 ,  3J025EA05 ,  3J036AA03 ,  3J036BA01 ,  3J036BB02 ,  3J036DA05 ,  3J036DB07
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 実開平2-47414号公報

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