特許
J-GLOBAL ID:200903091339071048

簡易音源装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 朝倉 正幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-102002
公開番号(公開出願番号):特開2001-290483
出願日: 2000年04月04日
公開日(公表日): 2001年10月19日
要約:
【要約】【課題】 小型化、低コスト化が可能で、且つ、多様性に富む音色、和音の出力が可能な簡易音源装置を提供することが課題である。【解決手段】 音源波形の一部を切り出して得られる波形をフーリエ変換してパワースペクトラムを求め、更に、該パワースペクトラムをルート(平方根)演算したパワースペクトラムを得る。そして、ルート演算したパワースペクトラムをROM2内に記憶する。楽音信号を出力する際には、ROM2に記憶されているパワースペクトラムから、ピッチデータに応じて所定周波数以上となるスペクトラムを除去する処理を行う。これにより、折り返しによる不要なスペクトラムの発生を防止する。その後、所定周波数以上のスペクトラムが除去されたパワースペクトラムを、サイン波合成することにより、基準波形を生成し、該基準波形に基づいて、出力する楽音信号を生成する。これにより、多様な音色を出力することができるとともに、小型化、低コスト化を達成することができる。
請求項(抜粋):
楽音出力機能を有する機器に搭載される音源装置であって、音源波形のパワースペクトラムを、n乗根(n=2,3,・・)の形または対数の形で記憶する基準スペクトラム記憶手段と、ノート入力に応じて、前記基準スペクトラム記憶手段に記憶されたパワースペクトラムのうち、使用する周波数成分を選択し、選択したパワースペクトラムをn乗、または指数変換した後、各パワースペクトラムを波形合成して基準波形を生成する波形合成処理手段と、前記生成された基準波形を記憶する基準波形記憶手段と、前記基準波形記憶手段に記憶された波形に基づいて、所望の楽音信号を生成して出力する楽音生成手段と、を具備したことを特徴とする簡易音源装置。
FI (2件):
G10H 7/00 521 F ,  G10H 7/00 521 K
Fターム (9件):
5D378AD02 ,  5D378AD22 ,  5D378AD44 ,  5D378AD51 ,  5D378AD59 ,  5D378AD63 ,  5D378AD67 ,  5D378AG01 ,  5D378BB26

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