特許
J-GLOBAL ID:200903091342391215
NC工作機械の補正装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
村上 智司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-029243
公開番号(公開出願番号):特開2004-237394
出願日: 2003年02月06日
公開日(公表日): 2004年08月26日
要約:
【課題】雰囲気温度の変化に起因した運動機構部の熱変形によって生じる加工誤差を是正することができる補正装置を提供する。【解決手段】補正装置1は、ベッドを支持する支持装置に付設された温度検出器17と、運動機構部の三次元モデルデータ及び熱変形解析用の条件データを記憶した解析用データ記憶部11と、温度検出器17によって検出されたベッドの温度分布データ、並びに解析用データ記憶部11に格納された三次元モデルデータ及び条件データを基に、運動機構部の熱変形を解析する熱変形解析部12と、熱変形解析部12によって解析された結果を記憶する解析結果記憶部13と、解析結果記憶部11に格納された熱変形データを基に、移動体の移動目標位置に対する補正量を算出する補正量算出部14と、算出された補正量を基に、移動体の移動目標位置データを補正する補正実行部15とから構成される。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
ベッド、所定の送り軸に沿って移動可能に前記ベッド上に設けられた移動体、該移動体を前記送り軸に沿って移動せしめる送り機構部を少なくとも含んで構成される運動機構部と、前記移動体の移動目標位置データを生成し、生成した移動目標位置データを基に前記送り機構部の作動を制御して、前記移動体を前記移動目標位置に移動せしめる数値制御装置とを備えるとともに、前記ベッドが複数の支持手段によりその下面を所定間隔で支持されたNC工作機械において、前記移動体の移動目標位置を補正する補正装置であって、
前記各支持手段に付設され、該各支持手段の温度を検出する複数の温度検出手段と、
前記運動機構部の三次元モデルデータ及び熱変形解析用の条件データを記憶した解析用データ記憶手段と、
前記温度検出手段によって検出された前記ベッドの温度分布データ、並びに前記解析用データ記憶手段に格納された三次元モデルデータ及び条件データを基に、前記運動機構部の熱変形を解析する熱変形解析手段と、
前記熱変形解析手段によって解析された結果を記憶する解析結果記憶手段と、
前記解析結果記憶手段に格納された熱変形データを基に、前記移動体の移動目標位置に対する補正量を算出する補正量算出手段と、
前記補正量算出手段によって算出された補正量を基に、前記移動体の移動目標位置データを補正する補正実行手段とから構成されてなることを特徴とするNC工作機械の補正装置。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (9件):
3C001KA05
, 3C001TA01
, 3C001TB10
, 5H269AB01
, 5H269BB03
, 5H269CC02
, 5H269DD01
, 5H269EE11
, 5H269NN07
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