特許
J-GLOBAL ID:200903091345090690

バランス昇降座椅子

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-264802
公開番号(公開出願番号):特開平10-117875
出願日: 1997年08月22日
公開日(公表日): 1998年05月12日
要約:
【要約】【目的】バランス昇降機能は維持して、座板を着座者の重心で支持して、軽量で変形に強い構造にし、製造コストを下げる。更に重心移動により椅子の安定性を良くする。更にバネの負担を軽減し、座板押し上げ効率を向上させる。【構成】下支持台9と上支持台12の間にリンク13a,13b,16a,16bを連結して平行リンク機構4を構成し、その平行リンク機構4で座板3中央部を下方から支持する。上方リンク16a,16bに肘掛け5a,5bを固着する。下支持台9に位置調節可能に送りナット22と送りネジ23を備える。圧縮コイルバネ31a,31bを内蔵したシリンダ6a,6bのヘッド部を下方リンク13a,13bに連結し、そのロッド27a,27b端を送りナット22に連結する。
請求項(抜粋):
圧縮コイルバネ(45a,45b)を駆動手段とし、座る人の体重と同等の押し上げ力を座板(3)に作用させ、座板(3)をその昇降の全範囲においてバランスさせて支持し、座板(3)を人の僅かな力で昇降させるバランス昇降座椅子(1)において、下支持台(11)と上支持台(21)を、下方リンク(26a,26b)と上方リンク(29a,29b)でそれぞれ連結して平行リンク機構(4)を構成し、その下支持台(11)を基フレーム(2)後部に固着し、座板(3)を上支持台(21)上面に載設し、座板(3)中央部を平行リンク機構(4)で下方から支持し、座板(3)後部に背もたれ(5)を設け、肘掛け(6a,6b)を上方リンク(29a,29b)に固着して設け、下支持台(11)には移動可能にした送りナット(38)とこれに螺合した送りネジ(39)とその送りネジ(39)を正逆回転する調節ハンドル(40)から成るバランス調節機構(15)を備え、シリンダ(7a,7b)内に圧縮コイルバネ(45a,45b)を、ロッド(43a,43b)突出側を固定し、他端を伸縮自在として備え、その圧縮コイルバネ(45a,45b)の他端にロッド(43a,43b)の一端を連結し、送りナット(38)にロッド(43a,43b)の他端を回動可能に連結し、かつ、下方リンク(26a,26b)前端部にシリンダ(7a,7b)のヘッド部を回動可能に連結すると共に、椅子側面から見て、ロッド(43a,43b)の他端の支軸(44a,44b)中心からシリンダ(7a,7b)のヘッド部の支軸(32a,32b)中心方向へ圧縮コイルバネ(45a,45b)のたわみ量分離れた地点を基準点(51a,51b)とし、かつ、送りナット(38)移動時の最上位置と最下位置において、基準点(51a,51b)と下方リンク(26a,26b)後端の支軸(31a,31b)中心とを結んだ線分とロッド(43a,43b)他端の支軸(44a,44b)中心と下方リンク(26a,26b)後端の支軸(31a,31b)中心とを結んだ線分との成す角度(λ1,λ2)を、鉛直線と下方リンク(26a,26b)との成す角度(λ)と一致させたことを特徴とするバランス昇降座椅子。
IPC (4件):
A47C 3/22 ,  A47C 3/16 ,  A47C 3/36 ,  A61G 5/00 502
FI (4件):
A47C 3/22 ,  A47C 3/16 ,  A47C 3/36 ,  A61G 5/00 502

前のページに戻る