特許
J-GLOBAL ID:200903091346465930

組電池の劣化電池検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-102614
公開番号(公開出願番号):特開平7-311248
出願日: 1994年05月17日
公開日(公表日): 1995年11月28日
要約:
【要約】【目的】この発明は、例えば電気自動車の電源装置として用いられる複数の単電池からなる組電池において、簡単なシステムで劣化した単電池を検出抽出できるようにする組電池の劣化電池検出装置を提供することを目的とする。【構成】劣化電池検出回路12には、電源電池13を構成する単電池131 〜13n の各端子にクリップ接続される測定端子211 〜21n を備えた切替え器23を備える。切替え器23は2つの測定端子を選択して、その間の電圧を測定する電圧変換器24を備え、単電池131 〜13n が満充電された状態で各単電池131 〜13n の開放端子電圧を測定して、劣化の可能性の高い単電池を抽出記憶する。次に、モータ14を駆動して電源電池13から所定の放電電流が得られる状態とし、そのときの劣化の可能性の高い単電池の端子電圧を測定し、この放電電圧に基づき得られる電圧降下が、所定値以上の状態で劣化電池と判定されるようにする。
請求項(抜粋):
任意接続された複数個の単電池によって構成された組電池から出力される電力線に設定され、この電力線に流れる前記組電池からの出力電流を測定する電流検出手段と、前記組電池を構成する各単電池それぞれに対応して設定される複数の測定端子と、この複数の測定端子の中の任意の測定端子を選択する選択手段と、この選択手段に接続され、この選択手段によって選択された測定端子の電圧を測定する電圧測定手段と、この電圧測定手段で前記組電池を構成する複数の単電池の満充電時の開放端子電圧を測定記憶する満充電時端子電圧測定手段と、前記組電池に接続される負荷を駆動して前記電流検出手段で前記組電池からの放電電流を計測し、その電流値が設定された範囲内であることを判定する電流値判定手段と、この判定状態で前記組電池からの放電電流が前記設定範囲内と判定された状態で、前記電圧測定手段で前記各単電池の放電時端子電圧を測定記憶する放電時端子電圧測定手段とを具備し、前記記憶された満充電時端子電圧および放電時端子電圧それぞれを設定された規定電圧と比較し、その比較結果に基づき劣化電池が識別されるようにしたことを特徴とする組電池の劣化電池検出装置。
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 電力残量検出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-205782   出願人:株式会社ピーエフユー
  • 特開平4-325834
審査官引用 (2件)
  • 電力残量検出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-205782   出願人:株式会社ピーエフユー
  • 特開平4-325834

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