特許
J-GLOBAL ID:200903091353642147

車輌用前照灯の反射鏡

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小松 祐治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-345700
公開番号(公開出願番号):特開平7-181309
出願日: 1993年12月22日
公開日(公表日): 1995年07月21日
要約:
【要約】【目的】 前面レンズの傾斜化に対応するために反射鏡の配光制御機能だけですれ違いビームの配光パターンを形成する。【構成】 反射面を3種類の基本面により構成する。第1の基本面は水平拡散角の範囲指定により規定される水平基準曲線に対して鉛直方向に延びる放物線を割り付けることによってこれらの集合体として生成され、また、第2の基本面は、波状の水平基準曲線に対して鉛直方向に延びる放物線を割り付けることによってこれらの集合体として生成される。第3の基本面は鉛直方向に延びる放物線とこれを鉛直方向に沿って移動させた放物線とに基づくスプライン曲線の集合体として生成される。反射鏡19の中央部(20A)に第2の基本面を用い、周辺部(20E、20F)に第3の基本面を用い、そして、両者の間の部分(20B、20C、20D)に第1の基本面を用いる。
請求項(抜粋):
水平カットラインを有するすれ違いビームの配光パターンを形成し得る車輌用前照灯の反射鏡において、(イ)反射鏡の反射面が複数の基本面から構成されていること、(ロ)第1の基本面は、水平拡散角の角度範囲を指定することによって規定される基準曲線を反射鏡の主光軸を含む水平面内に有しており、該主光軸上に設定される第1の基準点から発したと仮定した光が基準曲線上の点で反射したときの反射光の光線ベクトルに平行な光軸を有し当該反射点を通りかつ反射鏡の光軸上に位置した第2の基準点を焦点とする仮想的な回転放物面を、上記光線ベクトルを含み鉛直面に平行な平面で切断したときの交線の集合として曲面が形成されること、(ハ)第2の基本面は、主光軸を含む水平面上において焦点を共有し焦点距離を異にする2つの放物線上にそれぞれ位置する点の間を3次以上のスプライン曲線によって補間することで得られる曲線からなる波状の基準曲線を有し、主光軸上に設定される第1の基準点から発したと仮定した光が基準曲線上の点で反射したときの反射光の光線ベクトルに平行な光軸を有し当該反射点を通りかつ反射鏡の光軸上に位置した第2の基準点を焦点とする仮想的な回転放物面を、上記光線ベクトルを含み鉛直面に平行な平面で切断したときの交線の集合として曲面が形成されること、(ニ)光源体はその中心軸が反射鏡の主光軸に沿って配置されるとともに、その中心が(ロ)又は(ハ)の基準曲線に係る第1の基準点の近傍に位置されること、を特徴とする車輌用前照灯の反射鏡。
IPC (2件):
G02B 5/10 ,  F21M 3/08

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