特許
J-GLOBAL ID:200903091354504465

オーディオ信号符号化方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柏谷 昭司 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-020740
公開番号(公開出願番号):特開平11-219197
出願日: 1998年02月02日
公開日(公表日): 1999年08月10日
要約:
【要約】【課題】 帯域分割型のオーディオ信号符号化方法及び装置に関し、量子化ノイズレベルがマスクされるように割当てるビット数の計算をより少ない処理回数で行い、処理の高速化及びファームウェアの縮小化を図る。【解決手段】 入力信号を複数のサブバンドに分割し、各サブバンド毎にオーディオ入力信号に対する信号対マスクレベル比(SMR[sb])を求めるSMR[sb]計算部11と、前フレームのSMR-old[sb]及び割当てビット数Bit-old[sb]を保管する保管部12,16と、現フレームと前フレームとのSMR[sb]の差分と、量子化ビット1ビット当たりの信号レベル対量子化ノイズ比のステップ幅Wとから、現フレームに割当てるビット数の増減分を計算するビット数増減分計算部14と、該ビット数の増減分と前フレームの割当てビット数Bit-old[sb]との加減算を行う加算部と15を備えたものである。
請求項(抜粋):
オーディオ入力信号を周波数軸上で複数のサブバンドに分割する過程と、各サブバンド毎にオーディオ入力信号に対する信号レベル対マスキング閾値レベル比を求める過程と、量子化ノイズレベルがマスキング閾値レベルを下回るサブバンド数が最大となるように各サブバンド毎に量子化ビット数を割当てる過程とを含むオーディオ信号符号化方法において、前フレームの信号レベル対マスキング閾値レベル比及び前フレームの割当てビット数を保管する過程と、現フレームと前フレームとの信号レベル対マスキング閾値レベル比の差分と、量子化ビット1ビット当たりの信号レベル対量子化ノイズ比のステップ幅とから、現フレームに割当てるビット数の増減分を計算し、該ビット数の増減分と前フレームの割当てビット数との加減算により、現フレームの割当てビット数を求める過程とを含むことを特徴とするオーディオ信号符号化方法。
IPC (3件):
G10L 7/04 ,  G10L 9/18 ,  H03M 7/30
FI (3件):
G10L 7/04 G ,  G10L 9/18 C ,  H03M 7/30 A

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