特許
J-GLOBAL ID:200903091354572630

液晶表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須山 佐一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-157596
公開番号(公開出願番号):特開平7-013177
出願日: 1993年06月28日
公開日(公表日): 1995年01月17日
要約:
【要約】【目的】 液晶表示素子の対向する電極間に蓄積される電荷に起因して発生していた液晶層や配向膜の劣化を避け、さらに画像表示に係る電極の電位を安定化することにより、信頼性が高く高品位な表示を実現する液晶表示装置を提供する。【構成】 走査電極5と信号電極7との間に蓄積されて液晶層9などへの直流電圧印加の原因となっていた電荷を、第3の電極19と第4の電極21により逃がす。あるいはこの第3の電極19と第4の電極21により液晶層9を介して走査電極基板1の主面の電位と信号電極基板3の主面の電位とを同電位にする。あるいは走査電極5および信号電極7に蓄積されようとする電荷を液晶表示素子の表示に係る部分の外側に逃がして、液晶層9や配向膜15、17の劣化を避ける。
請求項(抜粋):
複数の走査電極が列設された走査電極基板と、前記走査電極に交差して対向する複数の信号電極が列設された信号電極基板と、前記走査電極基板と前記信号電極基板との間に挟持され前記走査電極と前記信号電極との交差部ごとに画素を形成する液晶層と、前記走査電極に走査電圧を印加する走査電極駆動手段と、前記信号電極に映像信号電圧を印加する信号電極駆動手段とを有する液晶表示装置において、前記液晶層を介して前記信号電極に対向する第3の電極を、前記走査電極基板上に前記走査電極に隣り合うように並設し、前記液晶層を介して前記走査電極に対向する第4の電極を、前記信号電極基板上に前記信号電極に隣り合うように並設し、前記第3の電極と前記第4の電極との間に形成される電気抵抗および前記第3の電極と前記信号電極との間に形成される電気抵抗および前記第3の電極と前記走査電極との間に形成される電気抵抗を、前記信号電極と前記走査電極との間に形成される電気抵抗よりも低抵抗に設定してなることを特徴とする液晶表示装置。

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