特許
J-GLOBAL ID:200903091365751901

マイクロチップ薬物送達デバイス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-504460
公開番号(公開出願番号):特表2000-513725
出願日: 1997年07月02日
公開日(公表日): 2000年10月17日
要約:
【要約】多数の化学物質の放出の速度および時間の両方を制御し、そして送達されるべき薬物または持続様式または脈動様式のいずれかで広範な種々の分子の放出を可能にするマイクロチップが提供される。好ましい実施態様の全てにおいて、薬物もしくは他の分子および周囲液に不透過性である材料が基板として用いられる。リザーバは、マイクロ製造の分野において周知の化学(湿潤)エッチング技術またはイオンビーム(乾燥)エッチング技術のいずれかを用いて基板にエッチングされる。数百から数千のリザーバが、これらの技術を用いて1つのマイクロチップで製造され得る。放出システム(送達される分子を含む)は、注入、インクジェットプリント、またはスピンコーティング法によりリザーバに挿入される。例示の放出システムは、ポリマーおよびポリマー性マトリクス、非ポリマー性マトリクス、ならびに他の賦形剤または希釈液を含む。放出システムの物理学的特性は、分子の放出速度を制御する。リザーバは、多数の薬物または他の分子を種々の投与量で含み得る。充填されたリザーバは、経時的に分子を分解、溶解、またはリザーバから受動的に拡散させるかのいずれかを行う材料、あるいは電位の印加の際に酸化して、周囲液に溶解する可溶性化合物またはイオンを形成する材料でキャップされ得る。能動デバイスからの放出は、予めプログラムされたマイクロプロセッサ、リモートコントロール、またはバイオセンサにより制御され得る。
請求項(抜粋):
分子の放出のためのマイクロチップデバイスであって、 基板および 該基板中の複数のリザーバを備え、ここで該リザーバがその中に組み込まれている分子を制御可能に放出する、マイクロチップデバイス。
IPC (2件):
A61K 9/00 ,  A61K 9/52
FI (2件):
A61K 9/00 ,  A61K 9/52
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭61-072712

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