特許
J-GLOBAL ID:200903091372952610

ポリメチルメタクリレート及びその製造方法並びに熱硬化性アクリル樹脂

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 重野 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-022777
公開番号(公開出願番号):特開平8-217819
出願日: 1995年02月10日
公開日(公表日): 1996年08月27日
要約:
【要約】【目的】 系全体で巨大な高分子架橋構造を形成することにより、物性のバランスに優れたアクリル樹脂成形品を得ることができ、しかも、原料の増粘性の向上にも有効なPMMAを提供する。【構成】 不飽和結合と酸根とを有する側鎖を導入した変性PMMA。MMAと、不飽和アルコールとを共重合させて、側鎖に水酸基を有するMMA系コポリマーを得、このコポリマーに不飽和カルボン酸の無水物を反応させて、該水酸基を不飽和カルボン酸とエステル化する。変性PMMAをポリマー成分として含有する熱硬化性アクリル樹脂。【効果】 側鎖の不飽和結合が硬化反応時にMMAと反応し、ポリマー成分を包含する巨大な高分子架橋構造を形成することで耐熱性や耐薬品性が改善される。側鎖の酸根が、アクリル樹脂原料中のMgO微粉末とイオン結合することにより、増粘作用を示し、材料の分離抵抗性を高める。
請求項(抜粋):
不飽和結合と酸根とを有する側鎖を導入したポリメチルメタクリレート。
IPC (3件):
C08F 8/14 MGL ,  C08F290/12 ,  C08F299/00 MRN
FI (3件):
C08F 8/14 MGL ,  C08F290/12 ,  C08F299/00 MRN

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