特許
J-GLOBAL ID:200903091374391365

油圧式防振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-029324
公開番号(公開出願番号):特開平7-248041
出願日: 1991年01月30日
公開日(公表日): 1995年09月26日
要約:
【要約】【目的】 一方のフレームにかかる振動に対して、それを中和するために正反対の振動をバルブ8に付与する電気的付勢メンバーを含む制御ループの自動コントロールによって行ない防振効果を高める。【構成】 2つの剛性フレーム(1,3)と、それらと組合って2つのシールされたチャンバー(A,B)を限界しているエラストマー質の構造体(6,7)と、2のチャンバーの相互間を永久的に連通させている絞られた通路(12)と、2つのチャンバーと絞られた通路に充満している量の液体と、2つのチャンバーのうちの一方のもの(A)を部分的に限界している剛性の強磁性のバルブ(8)と、このバルブに交番する力を付与するための電力コイル(17,18)を含んで成り、前記バルブは軸方向に案内されており、エアギャップは液から隔離されている油圧式の防振サポートが開示されている。コイルの電気的付勢をバルブ自体の軸方向の動きに依存させるような、センサ(19)を用いた制御ループが設けられている。
請求項(抜粋):
相互に連結されるべき2つの剛性要素(13,14)の各々に強固に固定され得る2つの剛性フレーム(1,3)と、それら2つのフレーム相互間をつなぎ、それらフレームと共に2つのシールされたチャンバー(A,B)を少くとも部分的に限界しているエラストマー質のスペーサ構造体(6,7,30)と、2つのチャンバー相互間を永久的に連通させている絞られた通路(12)と、2つのチャンバーと絞られた通路を満しているある量の液体と、2つのチャンバーのうちの一方(A)を部分的に限界しており、限られた振幅をもって動き得るように取付けられている剛性のバルブ(8)と、このバルブに交番する力を付与するに適する電気的付勢メンバー(17,18)を含んで成り、前記バルブ(8)は一方向の並進の動きだけが可能なように少くとも1つの変形可能なリング(15)によって案内されており、バルブが動くところのスペース(10)は少くとも1つの環状シール(16)によってダンピング用の液体から隔離されている、2つの剛性要素(13,14)の間に挿入されるための油圧式防振装置において、電気的付勢メンバー(17,18)への電力供給をバルブ自体の動きに依存させ、その付勢によってバルブの動きが減じ、あるいはなくし、このために前記制御ループは前記バルブのすぐ近くに設けられて前記バルブの動きを検出するセンサ(19)が具備された制御ループを有することを特徴とする油圧式防振装置。
IPC (2件):
F16F 13/26 ,  B60K 5/12

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