特許
J-GLOBAL ID:200903091376948863

2段式打ち上げロケットおよび打ち上げ軌道方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 谷 義一 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-506587
公開番号(公開出願番号):特表平10-503731
出願日: 1995年07月25日
公開日(公表日): 1998年04月07日
要約:
【要約】2段式ロケット(20)の両方の段(ステージ)を打ち上げ地点で回収できるように2段式ロケットを打ち上げる方法および2段式ロケット(20)の飛翔経路。これは、燃え尽きたとき第1ステージ(24)が回収地点の真上に位置するように第1ステージ(24)を完全に垂直に打ち上げることによって実現できる。ステージを垂直に打ち上げる効果を最大限引出すには、第1ステージの推力/重量比を1.6に設定することにより重力損失を最小に抑えることである。高い推力/重量比のため大気圏内の高度約100,000フィートで燃え尽きてしまう。したがってロケットは、この高度で第1ステージの海面レベルの推力の約15%を発生し最後の5%の燃料を40秒間で燃焼するエンジンを使用する。切り離しは高度200,000フィートで行う。第2ステージ(24)は定格を上げたRL-10エンジン(25)を用い、推力/重量比1.45を有し、約24,500フィート/秒の速度変化で軌道に乗ることができる。第1ステージ(22)は回収のために空気吸い込み式垂直上昇エンジン(27)を使用し、第2ステージ(24)はパラウイング(55)を利用する。
請求項(抜粋):
液体燃料使用の2段式打ち上げロケットを利用して地球軌道にペイロードを打ち上げる方法において、 a)ペイロードを積んだ状態で24,000フィート/秒から27,000フィート/秒の速度能力を有する上部ステージにペイロードを搭載し、 b)上部ステージとペイロードとを積んだ状態で4,000フィート/秒から10,000フィート/秒の速度変化能力を有する、ロケット推進の下部ステージに上部ステージを搭載し、 c)打ち上げ現場から前記2つのステージを打ち上げる工程を含み、 ここにおいて、下部ステージはその全動力飛行区間において実質的に垂直に打ち上げられ、下部ステージが打ち上げ現場にて回収されるようにすることを特徴とする打ち上げ方法。
IPC (3件):
B64G 1/00 ,  B64G 1/24 ,  F02K 9/42
FI (3件):
B64G 1/00 A ,  B64G 1/24 Z ,  F02K 9/42

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