特許
J-GLOBAL ID:200903091385499940
2次元像分光光学系および装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
高橋 明夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-222667
公開番号(公開出願番号):特開平6-066635
出願日: 1992年08月21日
公開日(公表日): 1994年03月11日
要約:
【要約】【目的】 小形軽量で同軸同一方向入出射の使い勝手のよい、また、波長選択が任意、連続で零分散の2次元像分光装置を提供する。【構成】 入射スリット10の出射光を、平面鏡15、コリメータ20、平面回折格子25よりなる第1分光器により分光し、その出射光を平面鏡35,出射スリット40、平面鏡45、コリメータ50、回折格子55、平面鏡60からなる第2分光器にを通して周差を補正し、さらに、平面鏡65、球面鏡70により出射光を入射光と同軸、同方向にする。また、コリメータ20と50、および平面回折格子25と55を並置し、各コリメータの焦点距離と面積を縮小し、さらに平面鏡を適切配置することにより光学系の占有空間を小さくする。また、固体カメラ95と記憶装置140、演算処理装置150等により表示画面を分割して、各分割区分毎の分光結果を表示する。
請求項(抜粋):
入射スリットを通過する平行光束の入射光を平面回折格子により分光する2次元像分光光学系において、入射スリットのスリットの長辺方向に重ねて並置した第1と第2のコリメート凹面鏡と、入射スリットのスリットの長辺方向に重ねて並置した第1と第2の格子溝部を有する平面回折格子と、上記入射光を第1のコリメート凹面鏡に変向してその反射光を上記第1の格子溝部に入射する第1の平面鏡と、上記第1の格子溝部からの出射光が第1のコリメート凹面鏡により再反射して得られる平行光束を出射スリットに変向する第2の平面鏡と、出射スリットの出射光を第2のコリメート凹面鏡に再入射する第3の平面鏡と、第2のコリメート凹面鏡からの反射光束を変向する第4及び第5の平面鏡と、第5の平面鏡の反射光を結像するための凹球面鏡とを備えて、入射光と同一方向同軸に2次元分光像を出射するようにしたことを特徴とする2次元像分光光学系。
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