特許
J-GLOBAL ID:200903091386884634

農業に利用される原液の自動希釈供給装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 芳樹 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-342037
公開番号(公開出願番号):特開平10-180077
出願日: 1996年12月20日
公開日(公表日): 1998年07月07日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、特に、微量の原液でも設定通りの希釈倍率を得ることを可能にした原液の自動希釈供給装置を提供することを目的とする。【解決手段】 本発明による原液の自動希釈供給装置Aにおいて、ポンプ機構Pは、給水本管1から流入する水の圧力で駆動する水圧駆動定量ポンプ20と、水圧駆動定量ポンプ20から吐出する原液Rの圧力で駆動する原液圧駆動定量ポンプ40とからなり、水圧駆動定量ポンプ20の原液受入れ部27と原液圧駆動定量ポンプ40の原液貯留部47とを連通路39を介して連結させ、水圧駆動定量ポンプ20から吐出する原液Rの吐出量に対して、原液圧駆動定量ポンプ40の貯留量が小さくなるように調整し、水圧駆動定量ポンプ20からの原液Rの吐出量と原液圧駆動定量ポンプ40で原液Rを貯留する貯留量との差額を、給水本管1に流し込む構成である。
請求項(抜粋):
給水本管の通過流量を検出する流量計と、前記流量計の検出信号によって開閉する三方弁と、この三方弁の開閉によって駆動するポンプ機構と、前記ポンプ機構に原液を供給する原液容器と、前記給水本管から分岐し、前記三方弁を経由して前記ポンプ機構に接続された流入路とを備え、前記ポンプ機構から吐出する所定量の原液を前記給水本管内に流入させて、前記給水本管内を流れる所定量の水で前記所定量の前記原液を希釈する自動希釈装置において、前記ポンプ機構は、前記給水本管から流入する水の圧力で駆動する水圧駆動定量ポンプと、前記水圧駆動定量ポンプから吐出する前記原液の圧力で駆動する原液圧駆動定量ポンプとからなり、前記水圧駆動定量ポンプは、前記流入路からの水圧に応動すると共に前後に隔膜をもった主動ピストン部と、前記主動ピストン部の後方に位置して、前記主動ピストン部の移動距離を規制する主動側の移動距離調整手段と、前記主動ピストン部の前方に位置し、前記原液容器からの前記原液を受け入れる原液受入れ部と、前記主動ピストン部の後方に位置し、前記流入路からの水を受け入れる水受入れ部と、前記主動ピストン部を前記主動側の移動距離調整手段に向けて付勢するバネ部材とを有し、前記原液圧駆動定量ポンプは、前記原液受入れ部から吐出した前記原液の圧力に応動すると共に前後に隔膜をもった従動ピストン部と、前記従動ピストン部の後方に位置して、前記従動ピストン部の移動距離を規制する従動側の移動距離調整手段と、前記従動ピストン部の前方に位置し、前記水圧駆動定量ポンプから吐出する前記原液を貯留する原液貯留部と、前記従動ピストン部を前記従動側の移動距離調整手段に向けて付勢するバネ部材とを有し、前記水圧駆動定量ポンプの前記原液受入れ部と前記原液圧駆動定量ポンプの前記原液貯留部とを連通路を介して連結させ、前記水圧駆動定量ポンプから吐出する前記原液の吐出量に対して、前記原液圧駆動定量ポンプの貯留量が小さくなるように調整し、前記水圧駆動定量ポンプからの前記原液の吐出量と前記原液圧駆動定量ポンプで前記原液を貯留する貯留量との差額を、前記給水本管に連通した原液供給路に流し込むことを特徴とする農業に利用される原液の自動希釈供給装置。
IPC (3件):
B01F 15/04 ,  A01G 31/00 601 ,  B01J 4/02
FI (3件):
B01F 15/04 B ,  A01G 31/00 601 A ,  B01J 4/02 B
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭63-012232
  • 特開平2-218465
審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-012232
  • 特開平2-218465

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