特許
J-GLOBAL ID:200903091391613754

サスペンションの油圧制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-298539
公開番号(公開出願番号):特開平8-156559
出願日: 1994年12月01日
公開日(公表日): 1996年06月18日
要約:
【要約】【目的】 振動の共振振幅を抑えることができるサスペンションの油圧制御装置を提供すること。【構成】 サスペンションの油圧シリンダのロッド側の油圧の変動を圧力センサ17、フィルタ25、演算手段26で補償する。方向加速度センサ6、7で車両の振動を検出し、速度演算部28a、28bで当該振動の周波数に対する位相とゲインを演算し、両者を分配演算手段29で各油圧シリンダに配分する。それらは減算手段により、演算手段26の演算値に圧力補正部27の補正値を加算した値から減算されて位相進み要素30へ入力され、ここで、上記振動の周波数に対する位相を進め、ゲインが演算され、得られた信号で油圧シリンダのヘッド側へ与える油圧を制御する。
請求項(抜粋):
車両の走行体側と運転室側との間に油圧シリンダを介在させ、走行中の振動に応じて前記油圧シリンダの前記走行体側の室の圧力を弁を介して制御するサスペンションの油圧制御装置において、走行中の振動の加速度を検出する加速度検出器と、この加速度検出器の検出値を速度に変換するフィルタ手段と、このフィルタ手段で得られた値を処理する位相進み手段と、この位相進み手段の出力に応じて前記弁の駆動を制御する駆動制御手段とを設けたことを特徴とするサスペンションの油圧制御装置。

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