廃棄物の炭化・還元装置

発明者：
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：西孝雄
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-115276
公開番号（公開出願番号）：特開平10-286544
出願日： 1997年04月16日
公開日（公表日）： 1998年10月27日
要約：

【要約】【課題】回転炉を用いて廃棄物を炭化・還元する装置に関し、高周波を用いて廃棄物を効率良く炭化・還元温度にまで加熱する。【解決手段】水平軸から若干傾斜した回転胴2と、この回転胴の両端を閉鎖する固定の流入側隔壁3及び流出側隔壁4と、流入側隔壁3を貫通する廃棄物フィーダ28と、流出側隔壁4の底部に開口する排出口33に連なる排出コンベア34と、両隔壁3、4を貫通して支持された柱状の加熱装置5と、隔壁3、4の少なくとも一方に設けられた不燃ガス供給口35及び還元ガス排気筒31とを備え、加熱装置5は金属殻筒23とこの金属殻筒の内面に若干間隔を隔てて配置された中空素線からなる高周波コイル25と、この高周波コイルを保持する絶縁性断熱材26とを備えている。コイル25に高周波電流を印加し、素線の中空孔に冷却水を通水する。誘導加熱作用により金属殻筒23が高温に加熱される。

請求項（抜粋）：

水平軸から若干傾斜して支持した回転胴(2) と、この回転胴の両端を閉鎖する固定の流入側隔壁(3) 及び流出側隔壁(4) と、流入側隔壁(3)を貫通して回転胴(2) 内に廃棄物を供給するフィーダ(28)と、流出側隔壁(4) の底部に開口する排出口(33)に連通する排出コンベア(34)と、流入側隔壁(3) 及び流出側隔壁(4) を貫通して当該両隔壁(3,4) で支持された円柱ないし多角柱状の加熱装置(5) と、流入側隔壁(3) 及び流出側隔壁(4) の少なくともいずれか一方に設けられた不燃ガス供給口(35)及び還元ガス排気筒(31)とを備え、加熱装置(5) は金属殻筒(23)とこの金属殻筒の内面に若干間隔を隔てて配置された中空素線からなる高周波コイル(25)と、この高周波コイルを所定位置に保持する絶縁性断熱材(26)とを備え、前記コイル(25)には高周波電流が印加されるとともに、その中空孔に冷却水が通水されることを特徴とする、廃棄物の炭化・還元装置。

IPC (5件)：

B09B 3/00 , B09B 3/00 ZAB , C10B 53/00 , F23G 5/04 , F27B 7/10

FI (5件)：

B09B 3/00 302 F , C10B 53/00 A , F23G 5/04 Z , F27B 7/10 , B09B 3/00 ZAB

引用特許：

出願人引用 (7件)

特開平2-139081
特開平3-217787
特開平3-252306

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