特許
J-GLOBAL ID:200903091408282617

動圧軸受

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-275907
公開番号(公開出願番号):特開平9-119428
出願日: 1995年10月24日
公開日(公表日): 1997年05月06日
要約:
【要約】【課題】軸受を大型化することなく、テーパ面側で所望の潤滑流体が保持可能で且つ回転部材の回転時の潤滑流体の流出や飛散を抑えることを課題とする。【解決手段】軸部材3に形成したラジアル受面8と上記スリーブ1に形成したラジアル軸受面9とが軸受隙間ΔRを介して対向し、上記ラジアル軸受面9の軸方向両端部にテーパ面10,11が連続する。上記両テーパ面10,11の軸心に対する傾きは一方のテーパ面10の方が大きい。また、上記ラジアル軸受面9には所謂ヘリングボーン状の動圧発生用の溝12,13が形成されている。上記溝12,13は軸心と直角な平面に対して非対称になっていて、上記一方のテーパ面10側の螺旋溝12の軸方向の長さL5 が、上記他方のテーパ面11側の螺旋溝13の軸方向の長さL6 より長い。
請求項(抜粋):
軸受部材に設けた挿通孔に軸部材が挿通されて上記軸部材外周面に設けられたラジアル受面と挿通孔に設けられたラジアル軸受面とが所定の軸受隙間をあけて対向すると共に、上記挿通孔に、上記ラジアル軸受面の軸方向両端部にそれぞれ連続し当該ラジアル軸受面から離れるほど上記軸部材外周面から離れる二つのテーパ面が設けられて構成される動圧軸受において、上記二つのテーパ面のうち、一方のテーパ面の軸心からの傾斜角を他方のテーパ面の軸心からの傾斜角より大きく設定すると共に、上記ラジアル受面及びラジアル軸受面の少なくとも一方における上記一方のテーパ面側に設けられて当該一方のテーパ面寄りの潤滑流体を上記他方のテーパ面側に向けて圧送する動圧を発生可能な第1の溝と、上記ラジアル受面及びラジアル軸受面の少なくとも一方における上記他方のテーパ面側に設けられて当該他方のテーパ面寄りの潤滑流体を上記一方のテーパ面側に向けて圧送する動圧を発生可能な第2の溝とを備え、さらに、上記第1の溝による動圧の方が第2の溝による動圧よりも高くなるように設定されることを特徴とする動圧軸受。
IPC (3件):
F16C 17/02 ,  F16C 21/00 ,  F16C 33/10
FI (3件):
F16C 17/02 A ,  F16C 21/00 ,  F16C 33/10 Z
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-167111

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