特許
J-GLOBAL ID:200903091422636766

スプレ式吸収塔と該吸収塔を備えた湿式排煙脱硫装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松永 孝義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-271150
公開番号(公開出願番号):特開平11-104449
出願日: 1997年10月03日
公開日(公表日): 1999年04月20日
要約:
【要約】【課題】 最上段のスプレ配管、スプレノズル及びスプレ配管サポートにスケールが付着、生成することを防ぎ、長期間安定した性能を維持できるスプレ式吸収塔、該吸収塔を備えた湿式排煙脱硫装置を提供すること。【解決手段】 最上段スプレノズル4dを上向きに吸収液が噴霧するように取り付けることで、吸収液の噴霧圧力や噴霧角度により、所定の高さまで達した後、自然落下する吸収液によって最上段のスプレ配管3d、スプレノズル4d及びスプレ配管サポート5dを洗浄する効果を持たせる。その際、各スプレノズル4dから噴霧されスプレ配管3dからサポート5dの高さまで落下してきた吸収液の広がる領域13にデッドスペースが生じないようにスプレノズル4dを配置することで、スプレ配管3d、ノズル4d及び配管サポート5dにスケールが付着、生成することを防止できる。
請求項(抜粋):
硫黄酸化物を含む排ガスの流れ方向に対し、直交する方向に多段に配置された硫黄酸化物吸収、除去用のスプレノズル配管群を備えた縦型のスプレ式吸収塔において、複数段からなるスプレノズル配管群の最上段のスプレノズルの噴出口を上向きに配置し、該スプレノズルから上向きに噴霧された吸収液が噴霧後に落下に転じ、再び最上段スプレノズル配管群を通過するときの吸収液の広がりが吸収塔水平断面方向にデッドスペースが生じないように最上段の各スプレノズルを配置したことを特徴とするスプレ式吸収塔。
IPC (3件):
B01D 53/50 ,  B01D 53/77 ,  B01D 53/18
FI (2件):
B01D 53/34 125 Q ,  B01D 53/18 E

前のページに戻る