特許
J-GLOBAL ID:200903091422764217

電動工具用モータの回転子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-124987
公開番号(公開出願番号):特開平8-322178
出願日: 1995年05月24日
公開日(公表日): 1996年12月03日
要約:
【要約】【目的】 グラインダ等の電動工具に用いるモータ回転子において、粉塵等がコイル部に衝突することによるワイヤの損傷を防止する。【構成】 モータ回転子10は、回転軸11に対して放射状に伸びる16個の歯13aを有するコア13と、このコア13の歯同士の間に形成されるスロットにワイヤを巻回して形成したコイル部17と、スロットの外側を覆う様に打ち込まれるウェッジ部材19とを備え、コイル部17のコア端よりも露出している部分17a,17b をワニスを含浸させて固める前に、フェルト製の帯状部材21,23 を当該露出部分17a,17bに巻き付けておく。ワニスは、帯状部材21,23 にも含浸し、これらをコイル部17a,17b にしかりと接着させる。また、ワニスが乾くことによって、帯状部材21,23 が固まり、プラスチックスの様な強度を備える様になる。リブ23a がフィンとなって粉塵を弾き飛ばし、帯部23b が覆いとなって粉塵の衝突を防止する。
請求項(抜粋):
回転軸に対して放射状に伸びる複数の歯を有するコアの歯同士の間に形成されるスロットを一端から他端へと通過させ、さらに前記回転軸にも巻き掛けつつ他のスロットへとワイヤを巻回してコイル部を形成し、前記スロットの外側を覆う様にウェッジ部材を装着し、さらに、コイル部にワニス等の樹脂を含浸させて固めた電動工具用モータの回転子において、ワニス等の樹脂を含浸することのできるシート材で形成され、回転子軸線方向の複数のリブと、各リブの端を連結する帯部とを有するリブ付帯状部材を、前記コアの端よりも露出しているコイル部に巻き付けた上で前記樹脂を含浸させることによって、コイル部に固着したことを特徴とする電動工具用モータの回転子。
IPC (3件):
H02K 3/38 ,  H02K 3/51 ,  H02K 15/12
FI (3件):
H02K 3/38 A ,  H02K 3/51 Z ,  H02K 15/12 C
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • シリースモータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-264811   出願人:株式会社芝浦製作所
  • 特開昭58-107049

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